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葬儀社さんがおこなう再生回数が多いYoutubeチャンネルまとめ

葬儀社が運営するYouTubeチャンネル紹介

現在ではSNSなど多くの情報発信手段が存在しますが、Youtubeも利用価値の高い広報手段の一つです。
広告収益を目当てに動画を投稿するイメージが強いYoutubeですが、企業が公式チャンネルを開設する目的は再生回数だけではありません。
たとえ再生回数がさほど多くなくても、自社の広報活動において上手に利用することで、さまざまなメリットが期待できます。

そこで今回は、実際に葬儀社様が開設しているチャンネルを実例として、Youtubeの活用方法について詳しく紹介します。
チャンネル開設方法にも触れていますので、参考にしていただければ幸いです。

多くの支持を集めているYoutube動画の事例

現在では多くの葬儀社様がYouTubeチャンネルを開設して、情報発信につとめているようです。
その中でも再生回数の多いYoutube動画を紹介します。

葬儀葬式ch有限会社佐藤葬祭様のYoutubeチャンネルをご紹介

第171回「なぜ火葬炉の前では撮影禁止なのか?」葬儀・葬式ch

東京都をはじめ首都圏を中心に葬祭サービスを提供する「有限会社佐藤葬祭」様のYouTubeチャンネルです。
80年以上の歴史をもつ葬儀社で、代表の佐藤信顕氏がみずから動画を撮影し情報発信を行っています。
2013年10月に開設されたチャンネルの登録者は9万人を超え、数十万回再生されている動画も多く、葬儀社さんのYouTubeチャンネルとしてはトップクラスの人気です。

投稿された1,300本以上の動画の多くは、葬儀や身内の不幸について視聴者から寄せられた質問メールに、代表自身が経験した過去の事例に基づいて、丁寧に解説するといった形式をとっています。
今回紹介している動画のような、通常は聞きにくいような質問にも、5分前後の動画で実体験をもとに具体的に説明してもらえる点が視聴者から支持されているようです。

葬儀社として「ここまではできる」「これ以上はできない」と明確な姿勢を示しているので、葬儀社として誠実な印象を受けます。
また代表自身がYouTubeチャンネルの動画に顔を出し、葬儀屋さんが答えにくいような質問にも真摯に答えている姿は、視聴者に安心感を与えることができるでしょう。

お葬式の教科書様のYoutubeチャンネルをご紹介

四十九日法要の意味 進め方と10の準備

東京の立川市や昭島市など多摩地区を中心に、葬祭サービスを提供している「クジラ葬祭(株式会社 結セレモニー)」の代表である谷島健次氏が開設しているYouTubeチャンネルです。
昭島市民葬協定業者にも選定されている葬儀社様で、2015年1月に開設したチャンネルの投稿動画数は200以上になっています。

開設当初は葬儀式場や斎場の紹介を行っていましたが、直近1年間は人の死にまつわる葬儀やお墓・相続などの分野について、詳しく解説する動画がほとんどです。
また最近では週2回ほどのペースで動画が投稿されており、YouTubeチャンネルを通した情報発信に力を入れている印象を受けます。

公式ホームページでもYouTube動画を積極的に活用して、普段は接する機会の少ない葬儀に対して身近に感じてもらえるよう努めているようです。
動画のコメント欄からの質問に対しても丁寧に返信して、視聴者とのやり取りを重ねています。
全く付き合いのない葬儀社に比べれば、YouTubeチャンネルを通しての交流だけでも、ユーザーに身近な印象を与えることが可能です。

【愛と感謝のお葬式】博愛社オーロラチャンネル様のYoutubeチャンネルをご紹介

綺麗・簡単 伝授!【枕団子の作り方】

埼玉県さいたま市を中心に葬祭事業を営んでいる株式会社博愛社様が、2021年3月に配信スタートしたYouTubeチャンネルです。
1960年の創業以来、地元に根差した葬儀社として活動しており、さいたま市内の浦和区・大宮区・中央区・南区の4か所に設けられた葬祭ホール「オーロラ・ホール」は貸切りで利用できます。

葬儀というネガティブな話題を、ときにユーモアを交えながら明るく発信している特徴的なチャンネルです。
開設されてから1年ほどのチャンネルですが、現実に即した実用的な内容の動画が30本近く投稿されており、どの動画も暗い印象は受けません。
投稿されている動画は、常務取締役の島田裕美子氏と1級葬祭ディレクターの藤崎栄子氏が中心となり、葬儀や終活についての情報を和気あいあいとした雰囲気で紹介しています。

日本では人の死を穢れとして捉えることが多く日常と切り離されているため、普段は会話の中で触れることも難しい話題となっていますが、ソフトな印象の動画であれば気軽に視聴できるでしょう。
葬儀に対する忌避的なイメージの払しょくにも、効果を発揮しそうなYouTubeチャンネルです。

お葬式道場アイセ・メモリアル様のYoutubeチャンネルをご紹介

【実演】お焼香の仕方〜葬儀お役立ち情報〜第67回

神奈川県相模原市を中心に葬祭サービスを提供しているアイセ・メモリアル神奈川様のYouTubeチャンネルです。
自社で所有する家族葬向け斎場の「ホール縁(えにし)」をはじめ、さまざまな公営・民営斎場での葬儀を取り扱っています。

実際に葬儀の現場に立つ現場責任者である1級葬祭ディレクターと係長の男性二人が中心となって、葬儀マナーなどの情報を発信しているチャンネルです。
2020年10月に開設されたチャンネルには、週1本ペースで動画が投稿されており、現在公開されている380本の動画の中には1万回近く再生されているものも少なくありません。
一般的な葬儀に関する情報だけでなく、葬儀の舞台裏を明かす「葬儀社あるある」や、自社の納棺師さんによる「納棺師の独り言」など葬儀社の内情を紹介している動画も投稿されています。

ユーザー向けの情報だけでなく、葬儀業務のやりがいや葬儀社に向いている方の傾向など、葬儀業界を目指している方向けの情報を発信しているのも特徴的です。
今後も続くであろう少子高齢化社会に向け、葬儀業界全体の人材確保や現役スタッフの意識向上に寄与しているチャンネルといえるでしょう。

【公式】西田葬儀社チャンネル【お葬式ch】様のYoutubeチャンネルをご紹介

女性のパンツスーツは葬儀ではマナー違反?!【葬儀・お葬式・喪服】

愛知県名古屋市に7か所の葬祭ホールを所有する、創業85年の株式会社西田葬儀社様が開設しているYouTubeチャンネルです。
葬祭ホールはすべて1日1組の貸切りですので、だれに気を遣うこともなくゆっくりとお別れができます。
2019年8月に開設されたチャンネルでは100本ほどの動画が公開されており、更新頻度は月に2~3回ほどです。

従業員の蜷川さん・吉田さんによるコント形式で、葬儀マナーや葬儀にまつわる豆知識などを発信しています。
1分ほどのショート動画から30分を超える長尺動画まで幅広く投稿されており、動画の長さは固定されていません。
動画のほとんどは、男性の蜷川さんがボケて女性の吉田さんが突っ込む流れで構成されており、楽しみながら知識を学べる内容です。

笑いながら視聴できる動画ですので、葬儀に関心の薄い若年層の方が葬祭儀礼に興味を持つきっかけとなる可能性もあります。
また、葬祭ディレクター試験の実技などについて解説している動画もあり、同業他社の方からのコメントも多く残されていることから、業界全体のスキルアップに貢献しているチャンネルともいえるでしょう。

葬儀で後悔しないチャンネル【Gokou TV】様のYoutubeチャンネルをご紹介

葬儀で【ご愁傷様です】以外に使えるお悔やみ言葉を、葬儀社が伝授

15名の1級葬祭ディレクターを擁する、兵庫県養父市(養父市)の有限会社五光様が2020年2月に開設したYouTubeチャンネルです。
YouTube以外にもTwitterやFacebook・InstagramなどのSNSを活用して、情報を発信しています。

「後悔しないお葬式をするチャンネル」というコンセプトで動画を投稿されており、葬儀についての「分からない」を「分かる」に変えられるよう心掛けているようです。
動画は1本あたり10分前後にまとめられているので、視聴者が負担に感じることもないでしょう。
自社に在籍する1級葬祭ディレクターの世登創太郎氏が動画を担当し、葬儀だけでなく相続や事前準備などについて情報を提供しています。

投稿を重ねるごとに動画も凝った作りになってきており、一般の方がより具体的に理解しやすいよう、有名アニメを例に解説するなどの工夫を凝らした動画も少なくありません。
地元自治体での葬儀にまつわる手続きなども解説していますので、対象地域ユーザーにとって有益性が高い内容となっていますので、ターゲット層である地元の方々に安心感を与えられます。

木下株式会社 人事チャンネル様のYoutubeチャンネルをご紹介 

【プロフェッショナル】葬儀 エンディングアナウンサー【木下株式会社】

福岡県・佐賀県を中心に葬祭サービスを提供している、木下株式会社オメガアルファザール草苑様が解説しているYouTubeチャンネルです。
福岡・久留米・佐賀の各地域に20斎場を所有している創業120年の老舗葬儀社で、年間約3,500件の葬儀を取り扱っています。

2020年4月に開設されたYouTubeチャンネルでは、5~10分の動画を月1~2本のペースで投稿しており、現在公開されている動画は40本ほどです。
チャンネルでは、他の葬儀社のように葬儀情報を発信しているわけではなく、主にスタッフの活動する姿や社員同士の交流の様子などを公開しています。

通常は目にすることのない葬儀の裏側や、葬儀社社員としての矜持(きょうじ)などの社内事情にも触れており、葬儀社を利用する方向けというよりは、葬儀社で働く方々向けの内容です。
インターンシップや新卒社員研修の様子など就活生向けの動画も多く、人材育成に力を入れている企業の姿勢がうかがえます。

まさに人事チャンネルの名にふさわしい内容といえますが、投稿された動画には従業員の方が数多く登場しますので、視聴者に身近な印象を与えることもできるでしょう。
また、これから終活を始める学生の方々に対する企業アピールにもなるので、人材確保にも役立つチャンネル内容です。

株式会社公益社様のYoutubeチャンネルをご紹介

公益社 南ブライトホール【油小路八条】

京都府・滋賀県に8つの大型葬祭施設「ブライトホール」と3つの貸切り葬祭ホールを展開する株式会社公益社様が2021年6月に開設したYouTubeチャンネルです。
令和2年に開設された家族葬専用の「別邸 向島宇治」「別邸 大津」は落ち着いた佇まいで、最後のお別れの時間を家族だけでゆっくりと過ごせます。

投稿されている動画は映像・BGM・テキストだけで構成されており、ナレーションや人物による解説はありません。
動画内容は各葬祭施設の紹介が中心で再生回数も300~500回ほどとあまり多くありませんが、各施設の特徴を3分前後にうまくまとめられており、オンライン式場見学のようなイメージです。

動画はすべてクオリティが高く効果的な演出が施されていることから、映像のプロにより作成された動画と思われますが、現地の状況が非常にイメージしやすいため式場利用を後押しする動画といえるでしょう。
公式ホームページの式場紹介にも動画を活用しており、YouTubeチャンネルでの集客よりも公式ホームページとの相乗効果を重要視している印象です。

葬儀社がYouTubeチャンネルを開設するメリット・デメリット

どのような情報発信ツールを利用しても、メリットとデメリットが存在する点は同様です。
まずはメリット・デメリットの両方を理解したうえで、チャンネル開設を検討する必要があります。

メリット

YouTubeチャンネル開設の大きなメリットの一つが、初期費用が少ない点でしょう。
チャンネル開設自体は無料ですし、撮影から編集まで自社で行えば機材や編集ソフトの購入費用程度の出費で済ませることもできます。
必要最小限の撮影・編集であれば、スマートフォンだけを利用した動画投稿も不可能ではありません。

今回紹介したYouTubeチャンネルは、葬儀社様が開設しているチャンネルの中では再生回数が比較的多いものですが、自社の代表や従業員により撮影されているケースがほとんどです。
動画作成で最も手間がかかる編集作業を外注した場合でも、1本あたり5,000~30,000円ほどで依頼できます。

 また、公式ホームページブログにくらべ、多くの情報を短時間の動画に盛り込めるのもメリットの一つです。
多くの情報を記載した公式ホームページのコンテンツやブログを、最後まで読んでくれるユーザーは多くありません。
しかし5~10分ほどの動画であれば、最初から最後まで視聴しても苦痛には感じにくいでしょう。

デメリット

前述したように自社で撮影から編集まで行えば費用負担は軽くなりますが、編集作業は非常に手間と時間がかかりますので、逆に人件費の上昇を招く危険性があります。
せっかくYouTubeチャンネルを開設しても、動画の投稿が少なければ効果は薄くなりますし、反対に動画投稿を優先させれば本来の業務に支障をきたす可能性も少なくありません。

しかし葬祭事業は、他の業種にくらべ待ち時間の多い業種とされていますので、手の空いた時間を利用すれば自社での編集も可能でしょう。
動画編集を通して業務の振り返りを行うこともできますので、経験の浅い従業員に対する教育の一環として、編集作業を任せるのも一つの方法です。
コストとマンパワーのバランスを考慮しつつ、定期的に動画を投稿するためには、部分的に外注することも検討すべきでしょう。

またYouTubeに限らず企業として情報発信を行ううえで、ネットの利便性とともに危険性も十分理解しておく必要があります。
場合によっては企業イメージの低下などのリスクもありますので、ネットリテラシー教育は必須です。

 YouTubeチャンネルの開設方法

YouTubeチャンネルは、googleアカウントを持っていれば誰でも開設可能です。
参考までに、パソコンでのチャンネル開設までの大まかな流れを以下に紹介します。

  1. ビジネス用のgoogleアカウントを作成する

  2. YouTubeにログインし、アカウントのプロフィール画像から「チャンネル作成」に進む

  3. チャンネルが作成できたら、対象とする国やキーワードなど設定する

  4. チャンネル概要欄に表示する内容を設定する

  5. チャンネルアイコンやバナー画像を設定する

  6. 公開範囲をしぼってテスト動画を仮アップロード

  7. 問題なく動作することを確認

スマートフォンを利用してチャンネルを開設することも可能ですが、操作がやや複雑になるためパソコンでの作業をおすすめします。

効果的なYouTube動画の利用法

ホームページ制作のメリット

葬儀社様が開設しているYouTubeチャンネルの中で比較的再生回数が多いのは、宗旨宗派ごとのマナーや作法、葬儀社の裏話などです。
一方、各葬儀社様の葬儀内容や葬祭ホールの紹介動画などは再生回数が少なく、動画投稿から1年以上経過しても数十回ほどというケースも少なくありません。
このことから、YouTubeチャンネル単独での集客については、あまり効果が期待できません。

 しかし自社が開設したYouTubeチャンネルの動画を、公式ホームページ内の記事にリンクさせれば、より効果的な情報発信も可能です。
焼香の作法などを解説する場合、文字やイラストだけで説明するケースにくらべ、動画を併用したほうが格段に分かりやすくなります。
自社の所有する葬祭ホールや扱った葬儀内容を紹介するケースでも、より具体的なイメージを与えられるでしょう。
またTwitterなどのSNSと連携させれば、より多くの人に視聴してもらえる可能性も高くなります。

対外的な利用だけでなく、インターンシップや新入社員教育など社内での利用も効果的です。
自社で施行した葬儀の実例や葬儀社社員の一日密着動画などは、従業員教育に最適でしょう。
また企業としての姿勢を代表みずから発信すれば、新入社員の職務意識向上を効率的に進められます。

まとめ~百聞は一見に如かず~

これから喪主をつとめる可能性の高い40~50代の方は、生まれた時から家にテレビが当たり前に存在した世代ですので、情報を入手する手段も文字より映像に頼る方が多くなります。
そのため千の言葉を尽くした説明よりも、数分で視聴できる動画を好む方は今後も一層増えるでしょう。

 また10代・20代の若年層ではテレビ離れが進んでいるため、多くの費用をかけたテレビCMも従来ほどの効果が見込めなくなる可能性もあります。
スマートフォンに抵抗のない世代の方は情報収集もネットが主流で、葬儀の作法などについてもYouTubeの動画で調べる方が多いようです。

 葬儀に関する情報は常に一定の需要が見込めますので、自社でYouTubeチャンネルを開設して定期的に情報発信を行えば、長期間にわたり視聴される可能性も高くなります。
チラシやCMなどにくらべコストも高くないので、チャレンジしてみてもよいでしょう。

 

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