LINE公式活用型口コミ集客促進ツール「葬儀フロー」の特徴や導入メリットを紹介

超高齢化社会の到来にともなう死亡者数の増加により、葬儀業界を取り巻く環境は急速に変化しています。
エスカレートする一方の葬儀会館乱立、葬儀広告の増加、葬儀関連企業の統廃合など、葬儀市場の動向が激化する中で、葬祭各社では「今すぐ顧客」の獲得に焦点を当てたマーケティングを展開する傾向がみられます。
しかし、こうした状況だからこそ、葬儀の事前相談や葬儀社の比較・検討など、顧客にとって最適な選択を促し、健全な競争を生み出すことが重要です。

これまでの日本では、葬儀の事前準備を敬遠する風潮もあり、ご遺族様が深い悲しみの中、短期間で葬儀の準備を進めるという状況に改善は見受けられませんでした。
しかしながら、超高齢化社会・多死社会を迎えた現在では、葬儀について「事前に相談」することに対する心理的なハードルは、徐々に低下しつつあります。

また最近では、スマートフォン端末が普及したことにより、高齢者層においてもSNS（ソーシャルネットワーキングサービス） の1つであるLINEの利用率は高くなり、葬儀サービスを利用するユーザー（お客様）においても同様です。

弊社が提供する「葬儀フロー」は、こうした時代の変化にマッチした、葬儀業におけるスムーズなコミュニケーションツールとして、アンケートや口コミの収集から情報配信、属性分類までを一元管理できる機能を備えています。
本記事では、「葬儀フロー」の特徴や導入メリットなどについて、詳しくご紹介いたします。

LINE公式活用型口コミ・集客促進ツール「葬儀フロー」の特徴

葬儀フローはLINE公式アカウントを活用した、葬儀事業を円滑に運営するうえで重要な要素となる「集客」「品質」「管理」を強力にサポートするサービスとなっています。
具体的には、以下のような内容があげられます。

1. 見込み顧客の集客・獲得
2. 葬儀サービスの品質確認
3. 顧客管理と情報発信

それぞれについて、詳しくご紹介いたします。

①集客：見込顧客の集客・獲得

葬儀に関する疑問や不安を、普段から利用しているLINEを通して気軽に質問できるほか、事前相談の受付もスマホ1つで完結するため、お客様の心理的負担は大幅に軽減されます。
また会員制度の説明なども、葬儀社に足を運ぶことなく受けられるため、「今すぐ顧客」だけでなく、将来的な潜在顧客との接点増加が期待できます。

②品質：葬儀サービスの品質確認

お葬式・家族葬の施行後に、お客様側のスマホでLINEからアンケート調査に応えていただくことが出来ると共に、Googleマップの口コミの投稿依頼もまとめておこなうことができます。
実際に自社の葬儀サービスを利用された顧客からの口コミは、サービス品質を維持・向上させるうえで、大きな財産となります。

また良い口コミが多く集まることで、潜在顧客に「信頼できる葬儀社」という印象を与えられるでしょう。

③管理：顧客管理と情報発信

お葬式・家族葬の施行有無や会員・非会員など、お客様の属性をグループ化（分類）し、LINE経由で全員あるいはグループ別にチャット情報を簡単に配信・送付することができます。
1人ひとりの状況に適した情報を、よりタイムリーに届けることが可能となるため、顧客との長期的な関係性強化につながります。

「葬儀フロー」導入シーン

葬儀業界において、集客や顧客管理が思うように進んでいない葬儀社様の多くが、以下のような課題を抱えていました。

1. 新聞折込を配布して、事前相談者を募ろうとしているが、効果の有無が分からない。
2. 葬儀社側が「気軽に来訪を」と促すも、葬儀会館が巨大で威圧感があり来館し辛い。
3. 既存顧客への連絡が担当者任せで、定期連絡が出来る・出来ない人がおり一定の品質を出せていない。

こうしたお悩みを解決したい、成果につなげたいという葬儀社様にこそ、導入していただきたいのが「葬儀フロー」です。
ここからは「葬儀フロー」導入により得られる、4つの特徴的なメリットについて詳しく解説いたします

「葬儀フロー」導入における4つのメリット

前述したように「葬儀フロー」は、特に集客・サービス品質の確認・顧客管理の面で効果を発揮するサービスです。
サービス導入によって得られる具体的なメリットについて、実際の葬儀社業務に落とし込むかたちで紹介いたします。

1.アンケート調査・Google口コミ投稿を一気通貫でおこなえる

LINE経由の操作で、葬儀施行に関するアンケート調査から、Google口コミにおける投稿まで一気通貫でおこなっていただくことが出来るため、葬祭ディレクターの業務軽減につながります。

アンケート調査から定量的な葬儀・葬祭サービスにおける品質管理をおこなうことができます。
また、Google口コミにいたっても、漏れなくご案内することが出来るため、集客寄与は高くなります。

2.見込顧客への定常的な連絡がおこなえる

施行済みのお客様に対して、アフターサービスの利用やリピートが見込めるにも関わらず、定期的なコミュニケーションが滞りがちという課題を抱える葬儀社様も多いことでしょう。
こうした現状にいたっている主な要因としては、以下のような状況が考えられます。

• 顧客管理システムが複雑で、入力の手間あるいは情報発信の複雑性により使いこなせていない
• 四十九日やお盆・一周忌・三回忌といった仏事などにおいて、タイムリーな案内ができていない
• 体験会・セミナー等のご案内が、新規・今すぐ顧客に留まり、既存・見込顧客への訴求を見落としがち

上記のような課題を解決するべく、施行有無・会員有無などの属性ごとにLINE上で管理できる仕組みになっています。
グループ・分類別に一斉にチャット、個別にチャットなどを活用しながら、1人ひとりの顧客に対してタイミングよく最適な情報を提供することで、長期的な関係性の構築につながります。

3.新聞折込の効果計測ができる

新聞折込広告を活用した広報活動は、葬儀業界において非常にオーソソックスな手法ですが、葬儀の依頼や事前相談の申し込みなどの連絡において、わざわざ「折り込み広告を見た」と言及する顧客はほとんどいないため、どの程度の集客効果があったのか明確に数値化するのは難しい状況でした。
しかし本サービスでは、新聞折込にて特典付与と共にLINE公式へのともだち登録を促すことで、お客様側は自宅にいながら葬儀における事前相談の進行が出来るというメリットが得られるます。

また葬儀社様側も、反応有無を明確に計測することができるため、1回の新聞折込広告でどのぐらいの効果があったか、定量的な効果指標をもつことができます。
これにより、地域ごとに新聞折込広告の効果を把握することが出来るため、無駄な広告費用を削減できます。

4.来館の敷居を下げられる

『今スグに』というわけではないが、これから起こる葬儀に備えて、費用がどのぐらいか、進行手順を確認したいといった要望も多いはず。
とはいえ、日常的に接点のない葬儀社・葬儀会館は、一般の方にとって気軽に立ち寄れる場所とはいえないでしょう。

その点、LINE公式を経由して手軽に、実名を伏せたまま、コンタクト・問合せ・事前相談が出来るのは、お客様側にとってメリットになりえます。

まとめ

本記事では、LINE公式を活用した口コミ・集客促進に寄与するアンケート収集と顧客管理をおこなうWebツール「葬儀フロー」について、その特徴や導入メリットを紹介いたしました。

葬儀事業を安定的に成長させるうえで、集客力やサービス品質の向上、適正な顧客管理は、規模の大小を問わず不可欠な施策となります。
とはいえ多忙な葬儀社様にとって、日々の多岐にわたる業務を厳格に遂行しつつ、上記のような作業を遺漏なく実施するのは簡単ではないでしょう。

「葬儀フロー」は、潜在的な事前相談者の獲得や、既存顧客への定常的なコミュニケーションを実現し、葬儀社様の集客・品質向上・顧客管理をワンストップでサポートするツールです。
葬儀社様の業績向上や負担軽減にお役立ていただければ幸いです。