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【記事投稿頻度高め】葬儀社さんの「中の人」のブログ

葬儀屋JPの葬儀社のブログ

サービス業の中でも、特に葬儀社はユーザーの気持ちに寄り添う姿勢を求められます。そのため、ホームページにも人のぬくもりを感じられるような工夫が必要でしょう。

葬儀社の代表やスタッフ、いわゆる「中の人」のブログを活用すれば、無機質な印象になりがちなホームページを、人のぬくもりを感じさせるサイトに変えられます。

葬儀社の現場で働く方々の人柄が伝わればよいので、ブログといっても難しく考える必要はありません。

この記事では、葬儀社が運営するブログをいくつか紹介しますので、ご覧になってみてください。

きっと「これぐらいなら、自分にも出来そう」と感じられることでしょう。

人柄が伝わる葬儀社ブログ10選

葬儀社の代表やスタッフが運営しているブログの中でも、特に「中の人」をイメージしやすいブログを紹介します。

実際にブログを書く際の参考にしていただければ幸いです。

三浦直樹の「感動葬儀。」ブログ 2007年11月~

三浦直樹の感動葬儀ブログ

葬儀社紹介

愛知県豊田市を中心に活動する株式会社FUNEの代表、三浦直樹氏が運営しているブログです。

「感動葬儀。」をテーマしているFUNEですが、葬儀を担当するスタッフによって価格が異なるのが特徴です。

経験豊富なスタッフが担当する葬儀を「正規品」、経験が3年以下のスタッフが担当する「アウトレット」と呼び、ユーザーの予算によって選択できます。

投稿内容

2007年11月に開設されたブログは2017年に100万アクセスを突破し、14年目を迎える現在も10日ごとに更新され続けており、投稿記事数も2000以上です。

全体的には800文字前後の記事が多く、気軽に読めるボリュームとなっています。

内容はやはり葬儀・冠婚葬祭・会社紹介などが多いですが、丁寧な言葉遣いながらも堅苦しくない文体で穏やかな印象です。

ブログによる効果

当ブログは会社の公式サイトではなく、西三河を中心とした地域ブログポータルサイトで運営されています。

豊田市を中心とした地域の地元密着型企業ですので、地域ブログポータルサイトを利用することで、地元での認知度向上や口コミによる情報の拡散が期待できるでしょう。

また地元の百貨店などで開催する葬祭関連イベントの告知も、地域ブログポータルサイトなら効果が期待できそうです。

葬儀社天国社によるスタッフブログ 2015年2月~

葬儀社天国社によるスタッフブログ

葬儀社紹介

福岡市を中心に葬祭関連業を営む天国社の、公式サイト内に設置されているスタッフブログです。

「ご葬儀は、最期の贈り物」をテーマに身近な地域の葬儀社を目指して、5つの葬儀会館を運営しています。

コロナ禍で葬儀に参列できない方でもリモートで参加できるよう、ZOOMを利用したオンライン葬儀にも対応している葬儀社です。

投稿内容

2015年2月に開設され、約7年にわたり運営されているスタッフブログは、従業員が日替わりで担当しながら毎日更新されています。

そのため通算記事数は4500ほどと多いですが、1記事当たりの文字数は200~300文字前後です。

意外なことに葬儀関連の話題はほとんど記されておらず、日々の生活の中の出来事やちょっとした失敗談など、ほのぼのとした内容が中心となっています。

ブログによる効果

公式サイト内にあるスタッフ紹介をみれば記事を書いた方の顔も確認できるので、従業員一人ひとりをイメージしやすく、ユーザーに身近な印象を与えられます。

またネガティブな内容がほとんど含まれていないため、ユーザーに安心感を届けられるでしょう。

きあらのブログ様 2015年7月~

きあらのブログ

葬儀社紹介

山梨県で寺院葬を専門に扱う株式会社きあらの代表やスタッフが運営するブログです。

少人数で行う家族葬が増えている今こそ、菩提寺で営む寺院葬の価値を見直そうと活動しています。

投稿内容

2015年7月に開設され7年目を迎えているスタッフブログは、月に3~6回と更新頻度は高くありませんが、記事数は170件以上で十分なボリュームになっています。

記事の多くは400~600ほどの文字と3~4枚の写真で構成されており、非常に読みやすいのが特徴的です。

ブログ記事の7割以上はスタッフが担当した寺院葬の紹介となっていますが、お墓・永代供養・仏壇・季節のイベントなどの記事も少なくありません。

寺院葬の紹介記事で扱われている寺院については、禅宗系の信者が多い山梨県らしく曹洞宗83件、臨済宗28件と、寺院葬紹介記事全142件の約8割を占めています。

ブログによる効果

ブログ記事の多くを占める寺院葬の紹介記事では、葬儀の様子を捉えた写真を掲載しているので、寺院での葬儀になじみがない方でも具体的にイメージしやすくなっています。

ユーザーにとっては葬祭ホールでの葬儀と比較しやすく、寺院葬の特徴やメリットも感じ取れるでしょう。

また、自社の特徴を強調することで知名度を向上させることも可能です。

葬祭ディレクターのブログ 2019年9月~

葬祭ディレクターのブログ

葬儀社紹介

宮城県岩沼市で90年にわたり葬儀に携わってきた有限会社大友葬儀社スタッフブログです。

地域の清掃活動にも積極的に取り組み、定期的に専門家を招いて生活に役立つセミナーを主催するなど、地域の方々との交流を大切にしています。

家族経営に近い小規模な葬儀社ですが、地元にしっかり根付いており、地域の一員として地道に活動している印象です。

投稿内容

ブログ開設は2019年9月と比較的最近で、記事数も50ほどと多くはありませんが、月に1~3回ほど更新される記事は地域に特化した内容です。

専務が担当している地域の老人会での出張終活セミナーの様子もブログに掲載されており、地元の方々との交流に力を入れているのが伝わります。

記事内容の比率としては、月に1度実施されている地域の清掃活動報告が半数以上を占め、葬儀に関わる知識の記事や終活関連記事が40%ほどです。

全体的には300~600文字の記事が多いですが、専務が担当している終活や葬儀関連記事は5,000文字を超える記事もあります。

ブログによる効果

小さな地方都市では、地元住民とそれ以外の人の間に見えない壁が存在する地域もあるため、仲間としての立場をアピールした方が効果的な場合もあります。

岩沼市には5社の葬儀社が存在しますが、他にブログを運営している葬儀社がないため、他社との差別化にも有効でしょう。

服部葬儀社のブログ 2018年6月~

服部葬儀社のブログ

葬儀社紹介

北海道西部の海沿いに位置する、余市郡余市町にある服部葬儀社のスタッフブログで、基本的には代表が記事作成を担当しています。

余市町や小樽・札幌など北海道西部地域を中心に活動している葬儀社で、所有する大小4つの葬祭関連施設は基本的に貸切りとなっているようです。

また独自のサービスとして、通常は葬儀の行われない友引の日に、葬儀場併設の会食室で「友引ランチ」を一般の方に提供しています。

投稿内容

2018年6月のホームページリニューアルと同時に設置されたブログは、毎月1~2回更新されており、2022年2月現在47記事が掲載されています。

記事のほとんどは葬儀に関するマナーやしきたり・仏教関連の情報が占めており、自社サービスの告知は4記事のみです。

記事数こそ少ないものの、告知以外の記事は目次が必要なほどしっかりと構成されており、各記事4000~6000文字を費やして充実した内容に仕上がっています。

ブログによる効果

葬儀に必要な情報を発信することで、葬送儀礼やしきたりに詳しい葬儀社として認知されるため、ユーザーに安心感を与えられます。

また、それぞれの葬送儀礼がもつ意味を解説し必要性を伝えることで、ユーザーが葬儀について考えるきっかけにもなるでしょう。

そういった意味では、ブログで葬儀に関する知識を発信し続けるだけでも「葬儀の簡素化に歯止めをかける」「葬儀の意味を考えさせる」など、さまざまな効果がありそうです。

おくりびとの日記 2019年10月~

おくりびとの日記

葬儀社紹介

筆者は葬儀社に勤務しているようですが、在籍する葬儀社は公開されていません。

投稿内容

2019年10月に開設された3年目のブログですが、3日に1回とハイペースが更新されているため、すでに750以上の記事が公開されています。

記事の内容は葬儀245記事・終活244記事・エンディングノート237記事と、3つのカテゴリーが全記事の95%近くを占めており、そのほかの記事も葬儀に関わる内容です。

1,000~1,500文字のほどの記事が多く、担当した葬儀で体験したさまざまな出来事を葬儀スタッフ目線で記述されています。

個人ブログのため感情を隠すことなく書かれており、エッセイのような印象のブログです。

ブログによる効果

所属先非公開の個人ブログは会社に迷惑をかける恐れが無いため、比較的自由に発言できますが、よほどの人気ブログでない限りアフェリエイトによる収益化も困難です。

在籍している葬儀社に、直接利益をもたらす可能性も低いでしょう。

しかし、地域独特の葬送習慣などに特化して情報を発信すれば、葬儀に無関心な若年層が興味をもつきっかけになる可能性もあります。

TwitterなどのSNSも併用すれば、より効果的でしょう。

考える葬儀屋さんのブログ 2009年3月~

考える葬儀屋さんのブログ

葬儀社紹介

葬儀社で20年以上の経験をもち書籍も出版されている赤城啓昭氏のブログですが、所属先は公開されていません。

投稿内容

先に紹介した「おくりびとの日記」と同じ個人ブログですが、タイプが全く異なります。

2009年3月に開設されてからの総記事数は1,200を超え、月間PV45万を誇るセミプロレベルの実績をもつブログです。

内容が充実した3,000~5000文字ほどの記事を、月に3~4回ほどの頻度で公開しています。

記事内容の9割以上は葬儀関連の内容ですが、ユーザー向け記事だけでなく葬儀社スタッフや、葬儀業界を志している方向けの記事も多いのが特徴といえるでしょう。

葬儀に対して真摯に向き合っているからこそ、ときに強い言葉で他社を批判することもありますが、基本的には葬儀業界全体の底上げを目指している印象です。

ブログによる効果

すでに多くのファンを獲得しているブログですので、広告で一定の収益はあげているでしょうし、書籍も出版されているので個人の副業として成り立っているでしょう。

しかしそれ以上に、葬儀業界全体の認知度向上や、葬儀社スタッフの意識改革に寄与しているブログといえます。

個人ブログのメリットを最大限に活用し、在籍する葬儀社の業務に影響を与えないかたちで、現役葬儀社スタッフが発信することには大きな意味があるでしょう。

たとえ在籍する葬儀社に直接的なメリットがすぐにはなくとも、一定以上の発信力をもつスタッフは将来的な資産になるはずです。

葬儀屋経営者no 徒然なる感謝の日々blog 2015年5月~

葬儀屋経営者no 徒然なる感謝の日々blog

葬儀社紹介

岐阜県内で12の葬儀式場を運営している株式会社メモリアホールディングス代表の松岡泰正氏が、公式サイトとは別に運営している個人ブログです。

「感謝を伝える場としての葬儀」をテーマに、葬祭サービスを提供しています。

投稿内容

2015年5月に開設されたブログですが、実は2017年の4月で更新がストップしています。

そのため、厳密には更新頻度高めとは言えないのですが、2016年9月から2017年4月までは毎月8記事ずつ公開されており、葬儀社代表のブログとしてはかなりの高頻度更新でした。

ブログ開設直後は経営者のあり方に関する記事がメインでしたが、現在では全72記事中58記事が葬儀やエンディング・葬儀社スタッフ教育などの葬儀関連記事となっています。

300文字前後の記事が多く記事数もさほど多くないため、ブログのボリュームは小さいですが、記事の意図はしっかりと伝わるブログです。

ユーザー向けに情報発信する形式をとっていますが、実際には自分に言い聞かせる、あるいは自社の従業員や同業者に考えを伝えるためのブログといった印象を受けます。

ブログによる効果

葬儀に対する自分なりの考えを発信することは、一見すると自社に利益をもたらす行為には見えませんが、実際には考えに共感する人とのつながりが生まれます。

松岡氏が設立した「一般社団法人 日本エンディング協会」や「一般社団法人 家族葬協会」も、地域に密着した葬儀社同士のつながりの1つです。

葬儀司会者たんぽぽのブログ 2020年11月~

葬儀司会者たんぽぽのブログ

葬儀社紹介

特定の葬儀社には所属せず、葬儀司会を専門に扱うプロ司会者のブログです。

投稿内容

葬儀専門の司会者として30年にわたり活躍されている方が運営するブログは、2020年11月から2021年5月までの短期間ですが、月に10~13記事と高頻度で公開されていました。

全43記事のうち36記事が「葬儀の仕事」6記事が「葬儀司会」1記事が「ナレーション例文」となっています。

1,000~2,000文字の記事が多く、司会を担当した葬儀での出来事や感じたことなどを中心に軽妙なテンポで記述されているため、難なく読み切れるブログです。

ブログによる効果

数あるサービス業の中でも、弔いの場である葬儀の現場に立つスタッフにはしっかりと教育を施す必要がありますが、座学で教えられることは限られるでしょう。

実際にはOJTが中心となるかと思いますが、それぞれの葬儀で経験したことや感じたことをブログという形で振り返れば、実例としてスタッフ間で経験を共有できます。

また、葬儀の現場で発生したトラブルや対処などをブログという形式で残しておけば、トラブル回避のためのリスクマネジメントにもつながるでしょう。

絆ブログ 2020年10月~

絆ブログ

葬儀社紹介

愛知県の三河地方で41の葬儀場を運営している、平安会館の公式ホームページ内に設置されているスタッフブログです。

平安会館ではブログだけでなくInstagramやFacebook・TwitterといったSNSを活用して、葬儀に関する情報や実際の葬儀の様子を発信しています。

投稿内容

ブログ開設は2020年10月と最近ですが、毎日1記事ずつ公開されているため、現在では500記事以上のボリュームです。

葬儀スタッフが日替わりで記事を作成しており、主に数枚の写真とともに担当した葬儀の様子を500文字前後で紹介しています。

記事の内容はすべて葬儀に関するものですが、紹介記事以外の葬送習慣や葬儀マナーなどの情報やイベント告知などの記事も少なくありません。

ブログによる効果

一般の方が親族や知人以外の葬儀の様子を知る機会は多くないため、数多くの実例を記録したブログは、ユーザーにとって貴重な資料となるでしょう。

千の言葉を尽くした説明よりも、実例を記録したブログのほうが説得力をもちます。

実際の葬儀で行った展示やオリジナルの装飾などを紹介することで、葬儀社としての対応力をアピールできれば、成約率の向上も期待できるでしょう。

葬儀社ブログのメリット・デメリット

ブログ運営には多くのメリットがありますが、わずかながらデメリットも存在します。

それぞれ以下に紹介します。

メリット

公式ホームページ内にブログコーナーを設置すれば、ブログを更新するだけで更新頻度があがりますので、ホームページ自体の価値も向上します。

また検索頻度が高いキーワードをブログに含めれば、キーワードを検索したユーザーが公式ホームページを訪れる可能性も少なくありません。

CMやチラシなどの広告媒体にくらべ、費用負担が少ないのもメリットの1つです。

このあたりは、どの業界にも共通するメリットでしょう。

しかし葬儀社の公式ホームページにブログを紐づけるメリットは、これだけではありません。

代表みずから情報発信すれば、ブログで企業としての姿勢を示すこともできますし、現場に立つスタッフが記事作成を担当することで、葬儀の雰囲気を伝えることも可能です。

葬儀社の「中の人」が書いたブログを読んでもらうことで、公式ホームページを訪れたユーザーに安心感を与えることもできるでしょう。

デメリット

ブログを運営するデメリットは、単純に業務が1つ増えることぐらいです。

しかし更新頻度は月に2~3回ほどでも問題ありませんし、1記事当たりの文字数を少なめに設定すれば、大きな負担増になることはありません。

葬儀社で働く方の存在を感じさせるだけでも効果はありますので、無理せず続けられるペースで十分です。

葬儀社ブログ運営上の注意点

弔いのための葬祭サービスを提供する葬儀社のブログですが、陰鬱なイメージを与えてしまっては逆効果です。

かと言って、あまり明るすぎるのも場違いになりますので、穏やかで落ち着いた文章を心がけましょう。

また、ちょっとした言葉の選び間違いがクレームにつながることもありますので、公開前にダブルチェックを行うなど注意を払う必要があります。

おわりに

葬儀社の公式ホームページを訪れる方のほとんどは、何らかの理由で葬儀に不安を感じている方でしょう。

葬儀社のホームページを閲覧すれば、葬儀プランやオプションの情報は得られますが、一般の方が実際の葬儀の雰囲気をイメージできるものではありません。

しかし葬儀社の代表や現場に立つスタッフのブログを読めば、葬儀に携わる人の生の声を聴けます。

公式ホームページにブログを掲載することで、どれだけ効果が出るかは実際にやってみなければ分かりません。

少なくとも、ブログを運営していない葬儀社との差別化を図ることは可能ですし、コストパフォーマンスに優れた施策ですので、チャレンジしてみても損はないでしょう。

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