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葬儀屋さんのホームページにおける永代供養サービスのご紹介方法まとめ

葬儀屋JPの永代供養サービス

少子高齢化や核家族化の影響による祭祀承継者不在などの理由から、永代供養墓の需要が高まっています。
葬儀社様でも事前説明会などの折に、永代供養墓に関する相談を受けることも多いのではないでしょうか。

しかし「永代供養サービス」の内容は各社で異なるため、分かりづらいと感じる利用者も多いようです。
こういった状況に対応すべく、自社の「永代供養サービス」について詳細な情報をホームページに掲載しておけば、配慮が行き届いた葬儀社という印象を与えられます。

そこで本記事では、葬儀社様のホームページに掲載された実例を参考に解説します。
ホームページのリニューアルを検討されている葬儀社様には参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

永代供養の認知度、世間の認識について

「永代供養サービス」紹介ページを作成するにあたり、まずはメインターゲットの想定が必要です。
利用する方の具体的な人物像をイメージすることで、自社が重視すべきポイントの設定も容易になります。

永代供養に関する調査データ

効果的な「永代供養サービス」紹介ページを作るためには、利用者の「永代供養」に対するニーズの把握が欠かせません。
利用者の「永代供養」に対する認識、認知度、傾向について、調査データから分析していきましょう。

 

永代供養サービス_調査結果

上記の調査結果から、利用者の認知度や意向については以下のような点が見て取れます。

1.永代供養を知っている方は74.2%認知度は高い。
2.お墓選びで最も重視した「こだわり」については「お墓の種類」第1位
3.永代供養墓を選んだ理由については「子供に迷惑をかけたくないから」50.7%と過半数を占める

上記のデータから「永代供養」に対する一般消費者の認知度は、非常に高い状況が確認できます。
また「永代供養」を希望する理由については「離れた地域に住む子供に迷惑をかけたくない」あるいは「お墓の継承者がいない」という、継承者への懸念が大半を占めている状況です。

こういった点に注目すると、「永代供養サービス」を紹介するポイントとしては以下の3要素があげられます。

①永代供養に関する説明
②どのような種類があるのか、
③自宅から霊園までのアクセス方法や距離

上記について詳細な情報を掲載したうえで、金額を明記しておけば利用者に安心感を与えられるでしょう。

永代供養とお墓の引越し(改葬)の関連性

「永代供養」というキーワードで検索される方の中には、遠方にあるお墓の管理が困難という理由から、お墓の引越し(改葬)を希望される方も多いようです。
「永代供養」についての認知度は高まっているものの、詳細については知らない方も多いことから、改葬を希望される方が「お墓 引っ越し」での検索を行うことも想定されます。

現在のところ「お墓 引っ越し」の検索ニーズに沿ったご紹介ページを用意しているのは大半が葬儀ポータルサイトでした。
お墓の引越し(改葬)についてのサービス内容は、いずれも具体的に記載されていましたが、改葬先に関する情報は不足している印象です。

こういった事情から、「永代供養サービス」紹介ページに「お墓 引っ越し」「改葬」に関する情報を記載しておくことで、集客力の向上が期待できます。
さらに「改葬」にともなって必要となる「墓じまい」や遺骨の移動など、「お墓の引っ越し」の全体的な流れも掲載しておけば、より効果的でしょう。

永代供養墓の種類

「永代供養墓」と一口にいっても、現在では幅広い選択肢が用意されており、墓地・霊園によって選択可能な納骨形態が異なります。
一般的な「永代供養墓」の納骨形態は、大きく分けて「個別納骨型」「集合安置型」「合祀(ごうし)墓型」の3種類です。

それぞれの納骨形態によって費用が大幅に異なるため、自社の客層によって「価格」や「選択肢の多さ」などサービスの重点を置くべきポイントが変わってきます。
葬儀社様が、寺院や霊園管理会社と提携して「永代供養サービス」を提供される場合は、メインターゲットを想定したうえでの提携先選定が不可欠です。

このあたりについては、一般の方が理解しづらい部分ともなりますので、「永代供養サービス」内に記載しておくことをおすすめします。

合祀墓型「永代供養墓」

供養塔

合祀墓型の「永代供養墓」では、シンボルとなる供養塔などの内部に多数の遺骨が納められます。
通常は骨壷から遺骨を取り出して納骨するため、他の方の遺骨と入り混じってしまうのが一般的です。

後から遺骨を取り出すことは不可能となりますが、もっとも費用負担の少ない納骨方法となります。

集合安置型「永代供養墓」

合葬墓

集合安置型「永代供養墓」も他の方の遺骨と同じ場所に納骨されますが、合祀型と異なり骨壷から遺骨を取り出すことはありません。
骨壷のまま納骨されるため他の方の遺骨と入り混じることはなく、後から遺骨を取り出すことも可能です。

ただし個別に墓石などが設置されないため、お墓参りは供養塔などに向かって行うこととなります。
また一定期間を経過すると合祀されてしまうケースも多いため、事前に期限を確認しておく必要があります。

費用については合祀型より高めに設定されているケースが多いですが、比較的安価に設定されている霊園も多いようです。

個別納骨型「永代供養墓」

個別納骨

個別納骨型「永代供養墓」では、独立した納骨スペースが用意されているため、他の方の遺骨と一緒に祀られることはありません。
永代供養付き一般墓であれば、一般的な家族墓と同様の形態ですので、従来通りのお墓参りが可能です。

個別納骨型「永代供養墓」であっても、その多くには使用期限があり、一定期間経過後に合祀されます。
費用面でも合祀墓型や集合安置型にくらべて高額になるのが一般的で、初期費用のほかに年間管理費が必要になるケースも少なくありません。

葬儀社における永代供養サービスの紹介方法

それでは葬儀社さんにおいて、永代供養紹介サービスがどのようにおこなわれているかみていきましょう。

各社に共通する紹介項目は以下の通りです。

  1. どの様な方に利用されているか
  2. 一般墓との違い
  3. 立地条件
  4. 契約時に必要なもの

また利用者にとって最も重要な価格情報については、概ね50,000円からのところが多い状況でした。
各社とも非常に分かりやすく、問合せもしやすい内容で構成されています。

ここからは、各社が実際に掲載している「永代供養サービス」紹介ページの詳細について紹介します。

モアライフ様  東京都葛飾区の葬儀社

永代供養-モアライフ様

・特徴紹介文抜粋

“永代供養墓はお墓参りをすることできない人に代わって、あるいはお墓参りしてくれる人がいなくても、代わりにお寺が責任を持って永代にわたり、供養と管理をするお墓です。
一般的に他の人と一緒の墓あるいは同じ納骨室に安置されることから「合祀墓」「合同墓」「合葬墓」「共同墓」などと呼ばれています。”

出典:https://www.morelife.co.jp/cp_eitai.html

・ご紹介項目について

所在地情報  東京都、千葉県、埼玉県
価格帯  70,000円〜580,000円
ご利用者様の
事例紹介記載
・宗教、宗旨、宗派にこだわらない方
・子どもがいない方や単身者の方
・菩提寺をお持ちでない方
・遺骨を埋葬できずお困りの方
・お墓にあまり費用をかけられない方
・なかなかお墓参りに足を運ぶことができない方

平安メモリアル様 神奈川県相模原市の葬儀社

永代供養-平安メモリアル様

・特徴紹介文抜粋

“お寺などがお施主に代わって管理とご供養をするお墓のことを言います。ご供養は、お寺などが存続する限り、半永久的に続けられます。合祀(ごうし)墓、合同墓、合葬(ごうそう)墓、共同墓、集合墓、合葬式納骨堂などとも呼ばれています。”

出典:https://www.sougisya.co.jp/perpetual/

・ご紹介項目について

所在地情報  東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県
価格帯  100,000円〜400,000円
ご利用者様の
事例紹介記載
・納骨先にお困りの方

シンプル葬祭様 岐阜県多治見市の葬儀社

永代供養-シンプル葬祭様

・特徴紹介文抜粋

“お墓は親から子、子から孫へ継承されていくものと考えらえていました。しかし、近年、お墓に対する考え方が変化しています。背景には、人口の都市部集中、核家族化、継承者不在などの問題があります。さらに「家」に対する帰属意識の希薄化また、菩提寺と檀家という関係の希薄化も要因となっています。

従来の「家墓」のお墓という枠にとらわれず、「永代供養墓」「納骨堂」「樹木葬」「散骨」など、さまざまなタイプのお墓が造られるようになりました。”

出典:https://simplesousai.jp/grave/

・ご紹介項目について

所在地情報  岐阜県多治見市
価格帯  66,000円
ご利用者様の
事例紹介記載
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花葬様 神奈川県川崎市の葬儀社

永代供養-花葬様

・特徴紹介文抜粋

“(株)花葬では従来の形式の墓地墓石をはじめ、新たな埋葬先として納骨堂・樹木葬、永代供養墓、散骨などのご提案もできます。既にお墓がある方のお墓の立て直しや、お墓のお引越し(改葬)などのご相談もお受けしております。

最近の傾向として、“納骨しないままお骨を自宅に持っている”“お墓を継ぐ人がいない”“お墓のことで子供や孫に負担をかけたくない”

このようなお客様より、たくさんのご要望をいただいております。「永代供養墓(合祀墓)」のご契約時にお支払いいただく使用料のみで、後々の費用は一切かからず、毎日のお勤めや定期的な合同供養祭など、寺院で永代にわたり供養していただけます。”

出典:https://hanasou-sougi.co.jp/memorial_service/

・ご紹介項目について

所在地情報  日本全国
価格帯  50,000円
ご利用者様の
事例紹介記載
・先祖代々のお墓はあるけど跡継ぎがいない
・お墓にお金をかけたくない
・お墓のことで子供たちに面倒をかけたくない
・お墓を買っても管理する子供がいない
・高齢のため遠くまでお墓参りに行けない

報恩舎様 広島県呉市の葬儀社

永代供養-報恩舎様

・特徴紹介文抜粋

“永代供養とは、後継者がいない場合や、何らかの事情で供養ができない場合、親族に代わりお寺や霊園が責任を持って故人や先祖をご供養することを「永代供養」と言います”

出典:https://houonsya.com/service/memorial/

・ご紹介項目について

所在地情報  広島県呉市、その他
価格帯  50,000円〜
ご利用者様の
事例紹介記載
・墓じまいを考えている方
・お墓を継ぐ人がいない方
・お子さまに負担をかけたくない方
・納骨をしないままお骨が自宅にある方

 

メモアール様 埼玉県熊谷市の葬儀社

永代供養-メモアール様

・特徴紹介文抜粋

“その他の費用は一切掛かりません

供養後は宗教施設管理者により不定期にて合同供養を営みます。

命日等の回忌法要の強要も一切ありません。

年間の管理費・維持会費や寄付等もありません。

供養施設は指定石材会社にて一括管理致します。

遺骨の預け入れ手続き・寺への挨拶等は全て管理石材会社及びおくる会が代行致します。”

出典:https://saitama-kyousai.com/service/eidaikuyou/

・ご紹介項目について

所在地情報  埼玉県熊谷市
価格帯  50,000円
ご利用者様の
事例紹介記載
・格安永代供養をお探しの方

おわりに

今回は葬儀社様ホームページにおける「永代供養サービス」紹介ページについて、調査データや実例をもとにまとめてみました。

現在では、樹木葬墓地や納骨堂などでも「永代供養」をアピールしているケースが多く、境界もあいまいな状況です。
それぞれの特徴について、一般の方にも分かりやすく記載されている「永代供養サービス」紹介ページであれば、問い合わせの増加も期待できるでしょう。

最近では、葬儀から納骨までの費用を抑えたい方や、身寄りのない方向けの「葬儀+永代供養」プランを用意している葬儀社様も散見されます。
「永代供養サービス」は今後も需要の高まりが予想されるため、葬儀社様にとっても力を入れるべきサービスといえそうです。

葬儀屋.jpでは、ホームページ制作やリニューアルに加え、葬儀プランの相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

★お問い合わせフォーム:https://sougiya.jp/contact/

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