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葬儀社が使えるGoogle広告まとめ|集客に有効な5種類の特徴と選び方を解説

google-ads

Google広告には現在8種類のキャンペーンタイプ(広告種)が用意されていますが、どれを選ぶべきか判断がつかないまま出稿を見送っている、あるいは代理店に勧められるまま運用しているという葬儀社は少なくありません。
広告種の選定を誤ると、成果につながらない場所に広告が出続け、予算だけが流れていくことになります。

結論からお伝えすると、8種あるGoogle広告のうち、葬儀社の集客に有効なのは5種類です。
残りの3種類は、EC事業者やアプリ事業者向けに設計されており、葬儀社が無理に手を出しても広告費を消化するだけに終わる可能性が高いといえます。

本記事では、Google広告の基礎から、葬儀社が使える5種類それぞれの特徴、そして自社の状況に合わせた選び方までをまとめて解説します。
まずGoogle広告の全体像を押さえ、自社に合う広告種を判断できるようになりたいという方は、ぜひ最後までお読みください。

もくじ

葬儀社の集客にGoogle広告が有効な理由

SEARCHのアイキャッチ

各広告種の解説に入る前に、そもそもなぜ葬儀社の集客においてGoogle広告が重要なのかを確認しておきます。
前提となるのは、葬儀社を選ぶ側の情報収集行動が、この10年で大きく変わったという事実です。

理由(1)喪主世代の情報収集がスマートフォン検索中心に移行している

かつての葬儀社選びは、病院からの紹介、地域の付き合い、互助会の加入状況といった「インターネット検索以前の接点」でほぼ決まっていました。
しかし現在、喪主の中心層である50〜60代は、日常的にスマートフォンで検索する世代になっています。

総務省の「令和7年版情報通信白書」によると、インターネット利用率は13歳から69歳までの各年齢階層で9割を超えています。
つまり、親を送る立場になる50〜60代のほぼ全員が、深夜の危篤の連絡を受けた病室からでも「地域名 葬儀社」と検索できる環境にあるということです。

スマートフォン普及率
参考:令和7年版情報通信白書|総務省

一方で、厚生労働省の人口動態統計によると、年間の死亡数は約160万人に達しており、施行件数の総量は増えているものの、家族葬の浸透による単価の変化や新規参入も相まって、1件あたりの獲得競争は激しくなっています。
検索の瞬間に自社が表示されるかどうかが、施行件数を左右する時代になったといえます。

理由(2)「今すぐ客」と「これから客」の両方に広告を届けられる

葬儀社の見込み客は、大きく二つの層に分かれます。
一つ目は危篤や逝去の直後に葬儀社を探している「今すぐ客」、二つ目は親の高齢化や自身の終活をきっかけに、事前相談や会員登録を検討し始めた「これから客」です。

この二層は、情報との接し方がまったく異なります。
今すぐ客は自ら検索して能動的に情報を探しますが、これから客はまだ検索すらしておらず、日常のスマートフォン利用の中で情報に「出会う」段階にいます。

葬儀社の見込み客

Google広告の強みは、検索結果・YouTube・Gmail・提携サイトといった複数の配信先を持ち、この二層それぞれに適した広告種が用意されている点にあります。
どの層を狙うかによって選ぶべき広告種が変わる、という視点を持っておくと、この後の解説が理解しやすくなります。

Google広告の基礎知識|8種類のキャンペーンタイプの全体像

ここからは、Google広告の基本的な仕組みを確認します。
すでに運用経験のある方は、早見表だけ確認して次の章へ進んでいただいても構いません。

キャンペーンタイプとは広告の「配信先と仕組み」を決める枠組み

Google広告では、広告を出稿する際に最初に「キャンペーンタイプ」を選択します。
キャンペーンタイプとは、広告をどこに(検索結果か、YouTubeか、提携サイトか)、どのような形式で(文字か、画像か、動画か)配信するかを決める枠組みのことです。

キャンペーンタイプごとに、得意な目的、必要な素材(広告文・画像・動画など)、運用の手間が異なります。
そのため、「Google広告を始める」という判断の実質は、「どのキャンペーンタイプを選ぶか」という判断だといえます。

8種類の一覧と葬儀社での使いやすさ早見表

2026年7月時点で、Google広告には主に8種類のキャンペーンタイプが用意されています。
それぞれの概要と、葬儀社での使いやすさを一覧表でまとめました。

Google広告一覧

葬儀社が使えるGoogle広告5種類の特徴

ここからは葬儀社が使える5種類について、それぞれの仕組み、葬儀社での活用場面、注意点を解説します。

(1)検索広告|「地域名+葬儀」で今すぐ客を取りこぼさない

Google検索広告とは

検索広告は、ユーザーがGoogleで検索したキーワードに連動して、検索結果の上部などに文字だけの広告を表示する広告です。
「リスティング広告」という呼び名で認知されている方も多いかもしれません。

葬儀社にとって検索広告が最優先である理由は、「今すぐ客」を最も確実に捉えられる広告種だからです。
「〇〇市 葬儀社」「家族葬 費用 △△区」と検索している人は、数時間から数日以内に葬儀社を決める可能性が極めて高い層です。
この瞬間に検索結果へ表示できるかどうかで、施行1件の獲得可否が分かれます。

具体的には、深夜に病院で「〇〇市 家族葬」と検索した遺族の画面最上部に、「〇〇市の家族葬なら△△会館|24時間365日・お迎えすぐ対応」といった見出しの広告を表示する、という使い方が典型です。

日中の運用では、「葬儀 費用」で比較検討している家族を、費用プランを明示した料金ページへ誘導する導線も併用します。

葬儀社での活用場面としては、次のようなキーワード設計が基本になります。

  • 地域名を掛け合わせた指名性の高い検索(「市区町村名+葬儀」「地域名+家族葬」)
  • 費用への関心が高い検索(「葬儀 費用 相場+地域名」)
  • 自社名・会館名での指名検索(他社広告への流出防止)

注意点は、クリック単価の高さです。
葬儀関連のキーワードは1件の売上が大きいぶん競争が激しく、都市部ではクリック単価が数千円に達することもあります。
だからこそ、広告費を無駄にしないキーワード選定と、クリック後に問い合わせへつなげるページ設計が重要になります。

検索広告(リスティング広告)について詳しくは、関連記事「葬儀屋jpのリスティング広告運用代行サービスについて」で解説しています。あわせてお読みください。

(2)ディスプレイ広告|事前相談・終活層に社名と会館を覚えてもらう

ディスプレイ広告とは

ディスプレイ広告は、Googleと提携する多数のWebサイトやアプリの広告枠に、画像を中心とした広告を配信する広告です。
ニュースサイトを読んでいるときに表示される画像広告をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。

検索広告が「探している人を待ち受ける」広告だとすれば、ディスプレイ広告は「まだ探していない人に先回りして届ける」広告です。
葬儀社にとっての主な役割は、これから客、つまり事前相談や終活を意識し始めた層への認知形成にあります。
会館の外観写真や事前相談会の案内をビジュアルで届けることで、いざというときに「そういえばあの葬儀社」と思い出してもらえる状態をつくります。

たとえば、営業エリア内に住む50〜60代が地域のニュースサイトや天気アプリを見ているときに、「事前相談で最大〇万円割引|〇〇市の△△会館」といったバナーを配信し、相談予約ページへ誘導する使い方が代表的です。
会館見学会や終活セミナーの開催前一か月間だけ集中的に配信して、イベントの集客装置として使う方法も、地域葬儀社では実践しやすいでしょう。

注意点は、この広告単体で施行の問い合わせを直接獲得しようとしないことです。
ディスプレイ広告はクリック単価が安い反面、緊急性のない閲覧中に表示されるため、すぐの問い合わせにはつながりにくい性質があります。
認知づくりの投資と位置づけ、検索広告と組み合わせて運用するのが基本の考え方です。

(3)デマンドジェネレーション広告|YouTubeやGmailで生前準備層に届ける

デマンドジェネレーション広告とは

デマンドジェネレーション広告は、YouTubeの一覧画面やショート動画の画面、Gmailといった、利用者が指で上下に送りながら次々と情報を眺めていく画面に、写真や動画の広告を配信する広告です。
次々と流れてくる情報を何気なく見ている人に、その流れの中へ自然に広告を差し込めるのが特徴でしょう。

葬儀社での活用場面として注目したいのは、シニア層とその家族のYouTube利用の広がりです。
テレビ代わりにYouTubeを視聴する60〜70代は年々増えており、終活セミナーの案内、会館見学会、事前相談の訴求といった「急がないが重要な情報」を届ける場として、こうした画面の価値は高まっています。

具体的なイメージとしては、営業エリア内でYouTubeを視聴しているシニア層が動画を選んでいる画面に、スタッフが事前相談の流れを説明する30秒程度の動画広告を差し込み、そのまま相談予約ページへ誘導する使い方が挙げられます。
Gmailのプロモーションタブに会館見学会の案内をメール形式で届け、開封から予約につなげる配信も、この広告種ならではの活用方法です。

ディスプレイ広告との違いは、配信先がGoogleのサービス内(YouTube・Discover・Gmail)に絞られている点と、広告の見た目が周囲の情報に溶け込む形になっている点です。
ディスプレイ広告が「配信先の広さ」で認知を取るのに対し、デマンドジェネレーション広告は「情報を眺めている流れの中で見つけてもらう」ことを狙う広告だと整理しておくとわかりやすいでしょう。

注意点として、この広告種は写真や動画といった素材の質が成果を大きく左右します。
素材の準備体制がないまま始めると効果を検証しにくいため、会館写真・スタッフ写真・相談会の様子など、自社素材をある程度整えてから着手することをおすすめします。

(4)P-MAX広告|会館への来館と電話問い合わせをAIで最大化する

P-MAXとは

P-MAX(パフォーマンスマックス)広告は、検索・ディスプレイ・YouTube・Gmail・Googleマップなど、Googleが持つほぼすべての配信先に、一つのキャンペーンでまとめて配信できる広告です。
広告文・画像・動画といった素材をまとめて登録すると、GoogleのAIが配信先や組み合わせを自動で調整し、コンバージョン(問い合わせや来館といった成果のこと)の最大化を図ります。

葬儀社にとって特に重要なのは、「実店舗の目標」を設定したP-MAXです。
Googleビジネスプロフィールと連携することで、会館の近隣にいるユーザーや、その地域に関心を示しているユーザーに対して、Googleマップ上や検索結果で会館情報を含む広告を表示できます。
会館への来館・電話問い合わせ・ルート検索といった「実店舗ならではの成果」を目標に据えられる点は、地域密着で会館を構える葬儀社と相性の良い設計だといえます。

運用のイメージとしては、会館名・外観と式場内の写真・電話番号・「家族葬〇万円から」といった訴求文を素材としてまとめて登録し、会館を中心とした商圏に配信エリアを絞る形が基本です。
あとはAIが、マップで近隣の葬儀場を探す人にはルート案内付きの広告を、「地域名+葬儀」などのキーワードで検索する人にはテキスト主体の広告を、YouTubeを見る人には画像や動画を、と配信先ごとに出し分けてくれます。

注意点は、AIが学習するには、問い合わせや来館者数などの、成果の記録がある程度たまっていることが前提になる点です。
問い合わせの計測が整っていない状態や、月あたりの問い合わせ件数が極端に少ない状態で始めると、AIが学習する材料がなく、期待した成果が出にくくなります。
検索広告で問い合わせ獲得の実績をつくってから追加する、という順序が現実的です。

なお、かつて「ローカル広告(ローカルキャンペーン)」として運用していた来館促進の機能は、現在このP-MAXに統合されています。詳しくは後述します。

葬儀社向けP-MAX入門|集客・採用に活かすGoogle広告の使い方

(5)スマートアシスト広告|専任者がいない葬儀社でも始めやすい入門タイプ

スマートアシスト広告とは

スマートアシスト広告は、小規模事業者や広告運用の初心者向けに設計された、簡易設定型の広告です。
ビジネス情報・広告文・キーワードのテーマ・予算といった最小限の項目を入力するだけで、Google検索・Googleマップ・YouTube・提携サイトなどに自動で広告が配信されます。

葬儀社での位置づけは、「広告の専任担当者を置けない会社が、まず小さく試すための入り口」です。
家族経営の葬儀社や、Web集客にこれから取り組む地域の専門葬儀社にとって、キーワード選定や入札調整といった専門作業なしで始められる点は大きな利点になります。
電話問い合わせの増加や来館の促進といった、地域ビジネス向けの目標設定が用意されている点も葬儀社に適しています。

始め方のイメージとしては、「家族葬」「葬儀」「事前相談」といったキーワードのテーマと営業エリア、月数万円程度の予算を設定するだけで、検索結果やGoogleマップに電話ボタン付きの広告が自動で表示される、という手軽さです。
日々の入札調整はAIに任せられるため、担当者は週に一度、管理画面で電話件数と消化予算を確認するだけの運用から始められます。

一方で、細かな調整や作り込みができないため、本格的に施行件数を伸ばす段階では力不足になります。
スマートアシストで手応えをつかんだら、検索広告やP-MAXへ移行する前提で活用するのがよいでしょう。

葬儀社に不向きな3種類のGoogle広告とその理由

バツしるしを作るスーツの男性

残る3種類が葬儀社に不向きな理由も、簡潔に押さえておきます。
理由を知っておくことで、広告代理店からの提案を受けた際にも適切に判断できるようになります。

一つ目の動画広告は、YouTubeに動画広告を配信する広告種です。
YouTubeという配信先そのものは有望ですが、単体のキャンペーンとして運用するには動画制作の負担が大きく、費用対効果の検証も難しいため、葬儀社がわざわざ単体で選ぶ必然性は低いといえます。
動画素材を活用したい場合は、前述のデマンドジェネレーション広告やP-MAXに登録する素材の一つとして組み込むほうが現実的です。

二つ目のショッピング広告は、ECサイトの商品データと連携して商品画像や価格を表示する広告種であり、葬儀の施行というサービスを提供する葬儀社の事業構造には合いません。
仏壇・仏具のEC販売を行っている場合に限り検討の余地がありますが、葬儀集客の文脈では対象外です。

三つ目のアプリ広告は、スマートフォンアプリのインストール促進に特化した広告種です。
自社アプリを提供している葬儀社はごく一部であり、こちらも通常は選択肢に入りません。

「ローカル広告」を利用していた葬儀社への注意点|P-MAXへの統合

ローカル広告からP-MAXへの引継ぎ

以前、来館促進に特化した広告種として「ローカルキャンペーン(ローカル広告)」が提供されていました。
会館への来館促進を目的に、この名称で運用していた葬儀社も少なくないはずです。

結論をお伝えすると、ローカルキャンペーンは単体の広告種としては終了し、現在はP-MAXに統合されています。
Googleの公式案内でも、ローカルキャンペーンはP-MAXへアップグレードされ、来館促進を目的とする場合は「実店舗の目標」を設定したP-MAXを使う形が現行の仕組みとされています。

葬儀社の実務にとって重要なのは、「ローカル広告でできていたことが失われたわけではない」という点です。
Googleマップへの広告表示、電話問い合わせやルート検索の促進、会館周辺のユーザーへの配信といった機能は、実店舗目標のP-MAXに引き継がれています。
むしろ検索やYouTubeを含む全すべての配信先と統合されたことで、届く範囲は広がったといえます。

もし現在も「ローカル広告」の名称で代理店とやり取りしている場合は、実際にはP-MAXとして運用されているはずですので、目標設定(来館か、電話か、Webの問い合わせか)がどうなっているかを一度確認しておくことをおすすめします。

葬儀社がGoogle広告を始める前に押さえたい3つの実務ポイント

3つのポイント|アイキャッチ

最後に、広告種の選択と同じくらい成果を左右する、葬儀社特有の実務ポイントを三つ紹介します。
いずれも、広告種を正しく選んだのに成果が出ないケースで共通して見落とされている論点です。

実務ポイント(1)施行件数の目標から逆算して予算を決める

Google広告の予算は、「月にいくらまでなら出せるか」ではなく、「広告経由で月に何件の施行を獲得したいか」から逆算して決めます。
たとえば施行単価と粗利から、1件の獲得にかけられる上限額(許容獲得単価)を先に定め、そこに問い合わせから施行への転換率を掛け合わせて、必要な問い合わせ数と広告予算を割り出す考え方です。

この設計をせずに「まず月5万円で」と始めると、競争の激しい葬儀キーワードでは表示機会が足りず、効果があるのかないのか判断できないまま数か月が過ぎる、という事態に陥りがちです。
少額で始めること自体は問題ありませんが、その予算で何件の問い合わせが取れれば合格なのか、基準を先に持っておくことが大切です。

実務ポイント(2)電話問い合わせを計測できる体制を先に整える

葬儀社にとって、問い合わせの入り口となるのは、Webのフォームではなく電話です。
深夜や早朝の逝去直後に、検索結果からそのまま電話をかける導線が中心となるため、「広告経由の電話が何件あったか」を計測できなければ、広告の成果を正しく評価できません。

Google広告には、広告のクリックや広告経由のサイト訪問からの電話発信を計測する仕組みが用意されています。
計測設定をしなくても広告の配信自体は始められますが、その場合は「広告費をいくら使い、何件の問い合わせにつながったのか」がわからないまま運用を続けることになります。

とくに注意が必要なのは、AIが運用を担う広告種です。
P-MAX広告やスマートアシスト広告、あるいは自動入札を用いる場合、AIは計測された成果のデータをもとに配信を最適化します。そのため、計測の精度が最適化の成否に大きく影響します。

「AIにおまかせできる」といっても、その判断材料となる計測設定は自社で用意する必要があるので、自動化された広告種を使うのであれば、計測設定は実質的に欠かせないとお考えください。

実務ポイント(3)パーソナライズド広告ポリシーを踏まえた配信設計にする

葬儀分野の広告運用で見落とされがちなのが、Googleのパーソナライズド広告ポリシーです。

パーソナライズド広告ポリシー

Googleは、健康状態や困難な状況、心的外傷体験などのデリケートな情報に基づいてユーザーをターゲティングするパーソナライズド広告を禁止しています。

身近な人を亡くした直後のユーザーを追いかけるような配信は、まさにこの「個人的な苦難」に配慮すべき領域にあたります。
したがって、一度サイトを訪れた遺族に対して広告を出し続けるリマーケティング設計は、ポリシー面だけでなく、遺族感情への配慮という点でも慎重な判断が必要です。

実務上は、「今すぐ相談したい人には検索広告で応える」「追いかける配信は、生前相談や終活などの事前準備の文脈に限定する」という切り分けが、ポリシー遵守と配慮を両立させる基本方針になるでしょう。
特に葬儀分野では、喪失直後の心理状態に踏み込む配信よりも、明確な問い合わせ意図を持つユーザーに対して必要な情報を届ける設計が適しています。

なお、このポリシーが主に規制しているのは、「誰に広告を届けるか」というターゲティング設計です。
広告を表示するWebサイトやアプリといった掲載先を指定する配信設計とは別の論点であり、掲載先の指定だからといってすべての制限を回避できるわけではありません。

広告の不承認が続く場合は、まずターゲティング設定を見直すことが有効です。
とくに、ユーザーの状況や属性をもとにした配信条件、類似オーディエンス、リマーケティングの設計を確認すると、原因を特定しやすくなります。

Google広告の選定・運用に不安や疑問|葬儀屋.jpにお任せください

葬儀屋JP

ここまで、葬儀社が使える5種類のGoogle広告と、始める前に押さえたい実務ポイントを解説してきました。
しかし、これらを理解したうえで、自社の商圏と体制に合う広告種を見極め、予算配分を決め、配信後も数値を見ながら改善し続けるのは、決して簡単なことではありません。

搬送や打ち合わせ、施行に追われる日々のなかで、キーワードの精査や広告文の見直しにまで手が回らないという葬儀社様も多いのではないでしょうか。
だからこそ、広告運用を含めた集客は専門家に任せるという選択肢があります。

葬儀屋.jp」では、葬儀社に特化した集客支援を長年提供しており、業界特有の検索動向や競合状況を深く理解しています。
葬儀業界に特化しているからこそ蓄積できたノウハウをもとに、それぞれの地域や競合状況に応じて「本当に狙うべきキーワード」や「効果的な配信エリア」を見極め、限られた予算で成果につなげるための施策を一つひとつ丁寧に構築しています。

Google広告の難しさを踏まえたうえで、葬儀社ならではの「数時間で決まる」「電話につながる」という特性に合わせた運用設計ができることが、私たちの強みです。
深夜帯の入電をどう計測し、どう評価するのか。遺族の心情に配慮しながら、どこまで追いかける配信を行うのか。こうした葬儀業界固有の判断についても、実績に基づいてご提案いたします。

さらに葬儀屋.jpの強みは、Google広告のような即効性の高い施策だけでなく、中長期で効く施策まで一つの窓口で横断的にサポートできる点にあります。
広告で今すぐの問い合わせを確保しながら、MEOで地域内の評価を固め、SEOで将来の集客基盤を育てるというように、複数の施策を組み合わせた最適な集客導線をまとめてご提案できます。
そのうえで、現状分析から競合調査、キーワード・エリア選定、改善提案、実施後の効果測定とフォローまで、一貫してサポートいたします。

「自社の場合はどの広告種から始めるべきか診断してほしい」「今の広告運用が適切か見てほしい」「まずは話だけでも聞いてみたい」という段階でも構いませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

まとめ|まずは検索広告を軸に、自社の体制に合う広告種を選ぶ

Web広告

本記事では、Google広告の8種類のキャンペーンタイプのうち、葬儀社の集客に有効な5種類(検索広告・ディスプレイ広告・デマンドジェネレーション広告・P-MAX広告・スマートアシスト広告)の特徴と選び方を解説しました。

要点を整理すると、次のとおりです。
まず、今すぐ客の獲得には検索広告が最優先であり、事前相談・終活層への認知にはディスプレイ広告とデマンドジェネレーション広告が有効です。
次に、会館への来館や電話を含めて成果を最大化する段階ではP-MAX広告が候補になり、専任者を置けない葬儀社の入り口としてはスマートアシスト広告が使えます。

そして、かつてのローカル広告はP-MAXに統合されており、来館促進の機能は「実店舗の目標」として引き継がれています。

大切なのは、広告種の知識を増やすことではなく、自社の顧客構造(今すぐ客とこれから客のどちらを、どの程度獲得したいのか)と運用体制に照らして、始める順序を決めることです。
多くの葬儀社にとって現実的なのは、検索広告で問い合わせ獲得の土台をつくり、計測データが蓄積した段階でP-MAXやYouTube・Gmailの画面への広告に広げていく、という段階的な進め方です。

深夜に「地域名 葬儀社」と検索した遺族の画面に、自社の名前が表示されているかどうか。その一点が、施行件数を分ける時代になりました。まずは自社の商圏で実際に検索し、そこに何が表示されているかを確かめるところから始めてみてください。

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