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葬儀社のHP(ホームページ)で墓地・墓石・納骨堂のご紹介はどこまで行う?

葬儀社の仕事はご遺体の搬送から通夜・告別式、火葬場や骨壺の手配までで、墓地・墓石・納骨堂をはじめ、仏壇仏具については専門ではありません。

しかし、葬儀に関することのため、ホームページ上である程度触れておきたいと考えている葬儀社さんも多いはずです。

そこで本記事では、葬儀社のホームページ上で、墓地・墓石・納骨堂の紹介はどこまで掲載するべきか、について解説します。事例を交えてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

墓地について

墓地は「墓地、埋葬等に関する法律第2条5項」で「墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事の許可を受けた区域」と定義づけされています。

さらに細かく霊園墓地と寺院墓地に分かれ、どちらも葬儀後に手配を依頼する必要があります。

墓地の手配自体は葬儀社の管轄外ではあるものの、霊園や寺院とつながりがある場合もあるでしょう。その際は、ホームページ内で墓地についてより詳しく解説し、読者が流れを掴みやすくしてあげるのが最適です。

事例①葬儀ポータル

葬儀に関するポータルサイト「いい葬儀」では、葬儀だけではなく、葬儀後についてのサポートも行っているサイトです。

お墓を建てる際に何が必要になるか、どのくらいの費用になるか細かな部分まで解説した記事が掲載されています。葬儀ポータルサイトがどのくらいの規模で展開しているのかで、墓地に関する紹介を決めるといいでしょう。

URL https://www.e-sogi.com/

事例②互助会関連

神奈川県川崎市を拠点とする平安会館セレモニアのホームページでは、「葬式後に行うこと」やコラムで簡単に触れています。

ただし互助会は主に葬儀のサポートをする事業のため、墓地については触れられていない場合が多いです。

URL https://www.sano-sousai.co.jp/

事例③専門葬儀社

専門葬儀社は、葬儀後のサポートをしているところが少ないため、多くのホームページで墓地について触れられていません。

依頼件数20,000件以上、顧客満足度94%ある上村葬祭のホームページでも、墓地については記載がありません。

URL https://www.400110.jp/

墓石

墓石の手配や注文は基本的に石材店で行われます。葬儀社のホームページ内に設置したお問い合わせで墓石について聞かれることが多い場合は、よくある質問に掲載しておくと良いでしょう。

また、コラムや知識として掘り下げて記事を掲載するのであれば、墓石の費用や種類などの紹介を行うと良いでしょう。

事例①葬儀ポータル

葬儀ポータルサイト「いい葬儀」と連携している「いいお墓」は、お墓に関する情報を網羅的に掲載しているサイトです。

「いいお墓」では墓石に関して以下のような情報を取り扱っています。

  • 墓石の費用相場
  • 墓石の種類
  • 墓じまいする際の手続き

葬儀に関わる全てをサポートするポータルサイトだからこそ、墓石についても丁寧な解説がされています。

URL https://www.e-ohaka.com/

事例②互助会関連

互助会の中でもポータルサイトとして機能する「ごじょクル」では、墓石について触れられています。

集客用として墓石について記事を掲載するのであれば、「いいお墓」のように網羅的に解説するといいでしょう。

URL https://www.gojyokuru.net/

事例③専門葬儀社

専門葬儀社ホームページでは、墓石について基本的に触れる必要はありません。

しかし、初めて葬儀をするお客様を考えると、葬儀後の流れの中で紹介しておくと安心です。「お葬式のひなた」では、葬儀だけでなく、墓石・霊園・納骨堂についてコラムで取り上げています。

URL https://sougi-himawari.tokyo/

納骨堂

納骨堂は室内にご遺骨を収蔵しておくスペースのことを指します。

場所によってスタイルが異なり、ロッカー型・仏壇型・自動搬送式などさまざまです。火葬後の収骨は葬儀プラン内で行われますが、納骨までサポートしている葬儀社は少ないです。

そのため、ほとんどのメディアで、納骨堂についてはコラムとして取り扱われています。

事例①葬儀ポータル

葬儀ポータルサイト「いい葬儀」と連携している「いいお墓」では、納骨堂について詳しく掲載しています。

納骨堂の費用や種類・形式などを解説し、お問い合わせまで誘導しているので、霊園・墓地の紹介までしているサイトならおすすめです。

URL https://www.e-ohaka.com/

事例②互助会関連

納骨堂に関する紹介をしている互助会関連のホームページでは納骨堂に関する記載はありませんでした。

ただし「ウェルライフグループ 平安祭典」では、終活の中に納骨先の契約があることを記載するだけに説明を留めています。

URL https://heiansaiten.co.jp/

事例③専門葬儀社

専門葬儀社の中には、葬儀後の解説の中に納骨堂について触れているホームページがありました。

「葬儀会館ティア」では、納骨について解説する記事を「納骨について」で触れています。納骨堂の種類やメリット・デメリットを紹介しているので、もし葬儀後の流れも記載したい場合は、「葬儀会館ティア」を参考にすると良いでしょう。

URL https://www.tear.co.jp/

まとめ

今回は、葬儀社さんのホームページで墓地・墓石・納骨堂についてどこまで紹介すべきなのか解説しました。

葬儀社では墓地・墓石・納骨堂までサポートしているところは珍しいので、記載する必要は基本的にありません。ただし、お問い合わせとして多くもらう場合は、よくある質問や葬儀後の流れを追加しておくといいでしょう。

ぜひ、本記事を参考に、ホームページの種類によってどこまで紹介すべきなのかを判断してください。

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