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葬儀場・会館もBingマップ活用で集客力アップ|メリットや登録手順について解説

葬儀場・会館もBingマップ登録|メリットと手順を解説

葬儀場・会館の集客方法といえば、周辺地域の各家庭へチラシをポスティングしたり、町中の看板に広告を出したりなどさまざまな方法があります。
しかし近年では、地域に密着した葬儀場・会館でも、アナログな方法よりも多くの人の目に付きやすく効果的な、インターネットでの集客が主流となっています。

とくに注目されているのは、地図ツールに情報を登録して、地域の人に知ってもらうための「MEO対策」です。
MEOとはMap Engine Optimization(マップエンジン最適化)の頭文字を取った言葉で、地図検索での上位を目指すことを意味します。
MEOを集客に活用することで「地域名+葬儀場(会館)」で検索した際に、近場の葬儀場・会館が上位に表示されるため、多くの地域住民に効果的なアプローチが期待できます。

地図ツールと言えばGoogleマップが主流ですが、ほかにもYahoo!やApple・マクロソフトなどでも提供しています。
しかし「MEO対策」サービスを提供するサポート事業者側では、Googleマップ単体を対象としたサービスが多くを占める状況で、他の地図ツールに対応しているところは少ないようです。

そこで本記事では、現在伸び率が上がってきているマクロソフト社が提供する検索エンジン「Bing」のBingマップへ、葬儀場・会館を登録するメリットと手順について解説します。

マイクロソフト社の検索エンジンBingとは

yahoo地図②

Bingとは、Windowsでおなじみのマイクロソフトが運営する検索エンジンです。

検索エンジンの中でも代表的なのはGoogleとYahoo!で、どちらもGoogleの検索エンジンシステムを使用しているため、検索結果は多少違うものの同じサイトやサジェストワードが上位に表示されやすくなっています。

一方のBingは、利用者の意思決定やタスク達成をサポートする「ディシジョン エンジン(Decision Engine)」をコンセプトとしているため、Googleとは検索結果が大きく異なります。

例えば、Googleで「東京」と検索すると、サジェストには以下のワードが表示されます。

・東京リベンジャーズ
・東京駅
・東京ドーム
・東京 コロナ
・東京 人工
・東京観光

しかしBingで同じく「東京」と検索すると、全く異なるサジェストワードが表示されます。

・東京 行くべきところ
・東京 お菓子
・東京 エリア図
・東京都公式サイト
・東京 天気

また、検索結果もGoogleの場合は東京の観光公式サイトから、東京都公式ホームページ、Wikipediaなど幅広いジャンルのサイトが上位に表示されますが、Bingでは、地図や天気・観光に関するサイトが上位表示されます。

つまり、Googleはユーザーにさまざまな情報を提供するのに対して、Bingはユーザーがすぐに行動に移せるような設計をしているのが大きく異なる点です。

Bingの利用者

年代別

Bingは世界中の幅広い地域で利用されていますが、中でも日本はBingの利用率が高い国のひとつです。
2023年2月、世界で最も使われた検索エンジンはGoogleでした。詳しい割合は以下の通りになります。

・Google:93.37%
・Bing:2.81%
・Yahoo!:1.13%

しかし、日本だけに絞った場合、Googleの割合が減りBingの割合が大きく増えます。

・Google:77.59%
・Yahoo!:14.56%
・Bing:6.96%

検索エンジンシェア比較

 

出典:statcounter『世界の検索エンジン市場シェア 2022年2月~2023年2月』

年代別でBingのシェアを見た場合、20~30代の若い世代では7%前後なのに対し、70代以降では20%以上を占めており、年齢層が高くなるほどBingのシェア率も高くなる傾向があるようです。
年齢とBingのシェア率が比例しているのは、WindowsのPCにBingが標準搭載されているのが主な要因と考えられます。

若年層では、スマートフォンやタブレット・PCでも自分好みのブラウザや検索エンジンに変更する方が多いようです。
しかしご年配の方は、そもそもGoogleやYahoo!の検索エンジン自体を知らない、検索エンジンの変え方がわからない人も多いため、必然的にBingのシェア率が高くなっていると考えられます。

Bingマップの機能

yahoo地図①

BingでもGoogleやYahoo!と同じく、地図サービス「Bingマップ(Bing Maps)」を提供しています。
「Bingマップ」では一般的な店舗・施設検索やルート案内のほかに、通行止めや事故、工事中などの情報も地図上で確認できます。
そのため、地図上の交通情報から新たな迂回ルートを割り出すことが可能です。

さらにスマートフォンなどのモバイルデバイスを使用すれば、リアルタイムで現在地を追跡できます。
ユーザー単位はもちろん、複数のデバイスをまとめて管理することも可能なため、ドライバーの現在地の把握や、緊急車両システムの効率化など、さまざまな場面での活用が期待できるでしょう。
また、自宅や職場、お気に入りの場所を登録したり、航空写真やストリートビューを確認したりすることもできます。

Bingマップにも葬儀場・会館を表示できる

Bingマップは地域サービスの向上に活用できる地図ツールで、Googleマップと同様に葬儀場・会館を地図上に表示できます。
ビジネス情報を管理するツール「Bing Places for Business」に登録し、葬儀場・会館の情報を入力することで、Bingマップ上に葬儀場・会館を表示することが可能になります。

なおBingマップでは、インターネット上から自動で施設や店舗の情報を収集・登録されていますが、精度が高くないため無関係の写真が掲載されている場合もあるようです。
しかし「Bing Places for Business」で情報を修正することで、正しい情報を表示できるようになります。

Bingマップに葬儀場・会館を登録するメリット

Bingマップに葬儀場・会館を登録するメリット

Bingマップは地域に密着した使い方ができる地図ツールなので、葬儀場・会館の情報を登録することで、より効率的なPRなどのメリットが期待できます。
ここからは、Bingマップに葬儀場・会館を登録するメリットについて、さらに詳しく解説します。

その地域の人に知ってもらえる(地域検索)

例えば「東京 葬儀場」で検索した場合、Googleではスポンサー枠が最上位に表示され、さらに大手のポータルサイトが検索上位を独占しています。
一方、Bingの場合は東京にある葬儀場の公式サイトが検索上位に多く表示されます。

「地域+葬儀場(会館)」で検索している人は、「すぐに利用したい」もしくは「詳しく知りたい」人が多いため、契約や問い合わせなどアクションに繋がりやすいユーザーです。
地域+葬儀場(会館)で検索した際に、Bingマップに登録していれば検索上位に表示されやすくなるうえに、マップの検索結果も同時に表示されるため、より多くの地域住民に知ってもらえます。

名前や場所を知ってもらえるだけでも、アクションに繋がる大きなチャンスとなるため、効率的にPRするならばBingマップへの登録をおすすめします。

SEO対策よりも効果が出やすく上位表示させやすい(屋号検索)

検索上位

SEO対策はPRに効果的ではあるものの、必ずしも上位表示されるとは限りません。
実際に自社の屋号(葬儀場名)を検索しても、自社サイトよりも上位に登録先のポータルサイトが表示されるケースが少なくありません。

しかしBingマップに登録をすれば、屋号で検索した際に大きく目立つように表示されるので、注目されやすく効率的にPRできます。
さらに、Bingはユーザーの行動に繋がるような検索結果を表示する傾向があるため、一般的なSEO対策よりもコストをかけずに上位表示を狙うことができます。

とはいえ、SEO対策をしっかり行えば、長期的に安定した集客に繋がりやすくなるため、Bingマップへの登録と同時に、SEO対策を進めることをおすすめします。

SEO(検索エンジン最適化)対策については、こちらの記事をご参考ください。
▼葬儀屋JPのSEO(検索エンジン最適化)対策サービスについて

リスティング広告よりコスト面などでさまざまなメリットがある

近年、葬儀場・会館でも集客の一環として「リスティング広告」を出すケースが増えています。

リスティング広告とは、検索結果にキーワードに関連したサイトを広告としてテキスト表示するサービスのことです。
SEO対策を行わなくても、簡単に上位に表示できるようになるため、集客力アップに繋がります。

しかしリスティング広告は有料で、掲載される順位もオークション制となっているため、必ず最上位に表示されるとは限りません。
費用相場はひと月あたり20~50万円程度といわれていますが、ビッグキーワードで上位表示を狙うためには、ある程度のまとまった予算が必要です。

*ビッグキーワード…検索ボリュームが大きい(検索する人が多い)キーワード

一方のBingマップへの登録は無料で行なえます。
さらにBingマップ自体が検索上位に表示されるため、コストをかけずに葬儀場・会館の情報を上位表示することは可能です。

とはいえ、リスティング広告には多くの人にアプローチできるなど、大きなメリットもたくさんあります。
葬儀場・会館のPRにコストをかけられるのであれば、リスティング広告もおすすめです。

ちなみに、弊社ではリスティング広告運用代行サービスも行っています。
詳しくはこちらの記事をご参考くださいませ。
▼葬儀屋jpのリスティング広告運用代行サービスについて

画像や地図、口コミ情報などでアピールできる

口コミ

Bingマップに情報を登録することで、検索上位に地図情報が表示される可能性が高まります。
また、同時に画像やウェブサイト、住所、口コミ、評価、なども一覧で表示されます。

屋号で検索された場合は、直接問い合わせできるリンクも表示されるので、キーワードを検索しただけでユーザーへ的確に多くの情報を伝えることができるでしょう。

また、口コミの数や評価は、葬儀場・会館の信頼を得られやすい判断材料のひとつです。
なお、検索結果に表示される口コミや評価は、ポータルサイトや口コミサイトに投稿されたものが表示されます。

Googleマップのように地図情報に直接投稿された口コミが表示されるわけではないため、Bingユーザーの数を気にする必要なくアピールできるのもメリットのひとつです。

登録している企業が少なく上位表示しやすい

GoogleやYahoo!は大手検索エンジンのため登録している企業も多く、地域+葬儀場(会館)など地域ワードで検索しても、上位表示されないケースが少なくありません
一方でBingは、じわじわと利用者が増えているものの、Bingまで対策している企業はまだまだ少ないのが現状です。
登録企業が少ないため上位表示されやすく、情報を必要とするユーザーへより的確にPRできます。

そして、Bingの特徴は年齢層が高くなるほどシェア率も高くなる点です。
葬儀場を実際に予約・使用する人は、どちらかと言えば若い世代よりも年齢層が高い世代の方が多いため、Bing対策は葬儀場・会館のPRに有効な手段となります。

Bing検索の利用者が増えている

増加 (2)

Bing検索のシェア率は6.96%と、GoogleやYahoo!と比較すると少ないですが、実は年々利用者が増えています。

例えば1年前の2022年2月のシェア率は5.1%、2021年2月では4.57%と、2年で2%以上もシェア率が増えました。
伸び率では2年間で1.5倍、1年間で1.3倍と勢いを付けているのがわかります。

今後もBingは利用者の増加が期待できるため、予めBing対策をしておくことで大きな成果を得られる可能性は高いといえそうです。

Bingマップへの表示方法と流れ

Bingマップに葬儀場や会館を表示させるには「Bing Places for Business」に登録しなければなりません。
ここからは「Bing Places for Business」の登録から、Bingマップへの表示までの流れを解説します。

まずは「Bing Places for Business」のアカウントを作成しますが、すでにGoogleマイビジネスに登録している場合はインポートが可能です。
ここでは、Googleマイビジネスの情報をインポートする場合の手順を解説します。

*Googleマイビジネスは、2023年現在Googleビジネスプロフィールに変更されています。

1.Bing Places for Businessのトップページで「日本語」を選択し、「サインイン」をクリック。

1.Bing Places for Businessのトップページで「日本語」を選択し、「サインイン」をクリック。

2.Googleアカウントでログインする。

2.Googleアカウントでログインする。

3.「Googleマイビジネスから今すぐインポート」を選択。

3.「Googleマイビジネスから今すぐインポート」を選択。

4.「Googleマイビジネスに進む」をクリック。

4.「Googleマイビジネスに進む」をクリック。

5.Googleアカウントへのアクセスを「許可」する。

5.Googleアカウントへのアクセスを「許可」する。

6.Googleマイビジネスに登録されているビジネスグループが表示されるので、該当のグループを選択し、「続行する」をクリック。

6.Googleマイビジネスに登録されているビジネスグループが表示されるので、該当のグループを選択し、「続行する」をクリック。

問題がなければ、この手順でインポートできます。下記のような画面になれば、無事インポート完了したということです。

画面になれば、無事インポート完了

施設名の詳細を登録することができるので、「ダッシュボードへ移動してください」をクリックしましょう。

郵送で届くまで数日かかるので、「PINコード」が届くまで待ちま

Bing Places for Businessからインポートした情報を編集する場合は、郵送で送られてくる「PINコード」が必要です。
郵送で届くまで数日かかるので、「PINコード」が届くまでしばらく待ちください。

まとめ~Bing Places for Businessの登録なら葬儀屋JPにお任せ~

葬儀屋JPでは、より効率的に地域の人へPRするため、MEO対策サービスとしてBing Places for Businessの登録をサポートを行っております。
下記に当てはまるお客様はぜひ、お気軽にご相談・お問い合わせをいただければ幸いです。

・Bing Places for Businessに登録をしていない
・Bing Places for Businessへの登録は複雑でよくわからない
・効率的に集客したいけどコストをあまりかけたくない
・地域の人に葬儀場・会館を利用してもらいたい
・効果的なBing対策を行いたい

なお、葬儀場JPではGoogleマイビジネスへの登録とともに、Googleマップの初期設定と合わせてBingマップへの登録作業を行います。詳細に関しては、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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