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葬儀業界のためのサジェスト対策契約ガイド|Google検索エンジンの予測キーワードの仕組み

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パソコンやスマートフォンともにGoogleの利用率が最も多い日本。

中でも、Google検索のオートコンプリート機能(予測キーワードによる検索方法)を利用する方は23%の確率で存在し、サジェストに表示されるキーワードからのアクセスが増えることも調査で分かっています。

参考:「令和4年版 情報通信白書|検索サービス
参考:How People Use Google Search (New User Behavior Study)

葬儀社様や墓石会社様、仏壇会社様などといった葬祭業界でホームページを営まれているみなさまにとって、目を背けられない結果といえます。
したがって、葬祭業界(ライフエンディング業)を営まれている各社におかれましては、Google検索エンジンの予測キーワードの仕組みを把握しておく必要があります。

そこで今回は、検索エンジンGoogleのサジェスト(予測キーワード)の仕組みについて解説いたします。

【葬儀関連会社向け】「Google検索のサジェスト」とは?

Google検索の予測キーワードを目立たせた画像
出典:Google検索

サジェスト(予測キーワード)とは上記画像のように、Google検索エンジンで言葉を入力すると表示される予測キーワード欄(サジェスト・オートコンプリート)のことです。
検索エンジン利用者が入力する言葉に関連したキーワードが、自動的に表示されます。
Google検索の目的は、検索エンジン利用者に対するサポートであることからわかるように、サジェストという言葉の由来は、英単語の「suggest」(提案)です。
利用者は最後まで言葉を入れなくても、Googleが提案してくれたキーワード(予測キーワード)を使用して検索できるため、調べものが簡単にできます。

予測キーワード自動表示以外の機能

出典:東京 天気 - Google 検索
出典:東京 天気 – Google 検索

Googleでは他の検索エンジンサービスにはない独自の機能を搭載しています。
例えば、以下のようなものです。

  • 入力した地域の気温
  • 計算結果
  • 株価
  • ニュース

検索結果だけでなく、上記画像のように視覚に訴えるような結果を表示してくれることにより、検索エンジン利用者の利便性を高めています。

【葬儀関係各社は必読】Google検索におけるサジェストの仕組み

Googleの検索エンジンの仕組みについて学ぶ葬儀社経営陣の手のイメージ

Googleのサジェスト(予測キーワード)は、一般的に多くの利用者が検索する言葉が表示されます。
この点については、Googleがヘルプとしてメッセージを出しているので確認しましょう。

検索候補は、人間の関与なしにアルゴリズムによって自動生成されます。このアルゴリズムは次のような特性を備えています。

・他のユーザーが過去にそのキーワードを検索した頻度など、複数の要因に基づいています。

・ウェブ上のさまざまな情報を反映するように設計されています。多くの人気トピックに関連する予測が表示される場合があります。

引用:Google検索ヘルプ

Google検索の場合、表示されるサジェストは以下の条件で変化するため、全国で同じ予測キーワードが出てくるとは限りません。

  • 検索ボリューム
  • 検索エンジンを利用者の使う言語や検索している場所
  • 過去の検索履歴
  • 現時点での言葉の注目度
  • 使用するブラウザや端末

詳しく解説いたします。

検索ボリューム

検索ボリュームとは、対象のキーワードが検索された回数です。
例えば「葬儀社 東京」という言葉に対して、どのくらいの件数検索されているかを表します。
多くのユーザーに検索されるような言葉は、それだけニーズが高いと判断でき、Google側も当該の言葉は人気情報であると判断します。

検索エンジンを利用者の使う言語や検索している場所

検索エンジンを利用する人たちが使う言語や検索している場所によっても、予測キーワードは変化します。
日本に居住している人が日本語で「葬儀」と検索した場合に表示されるサジェスト検索結果は、日本語です。

また、その人が検索した場所から遠い地域のものが表示される可能性は低くなります。
検索している場所によっても表示される予測キーワードに変化があるのは、Googleならではです。

過去の検索履歴

Googleのサジェストは、おおよそ3〜4週間に一度更新されるといわれていますが、利用者の検索エンジン利用状況などによって提案結果が変化します。
つまり、検索エンジン利用者が過去に検索した言葉も、Googleは利用者が求めている情報であると判断しているようです。

現時点での言葉の注目度

Google検索のサジェストでは、ここまでの内容を考慮した言葉が表示されるようですが、一方で現時点で世間的に注目されている言葉が候補に反映されることもあります。

Googleで2022年6月時点で「おぼ」まで入力した結果の画像
出典:Google検索画面

例えば、2022年6月時点で「おぼ」まで入力すると、「お盆 2023」や「お盆」「お盆 英語」などのようにお盆に関する言葉が3つ出てきます。
中でも「お盆 2023」が出てきている点に注目です。
早い方ですと、すでに6月時点でお盆に向けた休暇取得や準備を考えていることでしょう。
Googleは2023年7~8月のお盆期間に向けた内容を検索者に提案していることがわかります。

使用するブラウザや端末

Google検索エンジン利用者が使うブラウザや端末でも表示される予測キーワードに変化が生じます。

ブラウザ

ブラウザとは、ホームページを閲覧する際に使うソフトで、今本記事をパソコンやスマートフォンから読んでいるソフトを表します。
Googleの場合、通常のブラウザ画面とシークレットモードと呼ばれる画面の2種類あります。

Googleのブラウザを説明する画像
出典:Google検索画面

白背景の画面は通常ブラウザと呼ばれており、自身の検索履歴も反映された予測キーワードが表示されます。

出典:Google検索画面シークレットモード
出典:Google検索画面シークレットモード

黒い画面は、シークレットモードと呼ばれる画面です。
シークレットモードで検索すると、閲覧履歴やフォームに入力した情報など利用者の検索行動は反映されません。

出典:Google検索画面シークレットモード
出典:Google検索画面シークレットモード

シークレットモードで「おぼ」と入力すると、先ほどとは異なり、「お盆」に関する候補がないことがわかります。

端末

Google検索画面のパソコン版とスマホ版の比較画像
参考:Google検索画面

Googleの場合、パソコンとスマートフォンに掲載される予測キーワード結果は、若干異なることがあります。
「葬儀 荒川区」と検索した場合、パソコンでの検索画面は、赤で囲んだ部分の予測キーワードが共通していますが、パソコンではスマートフォンでの検索画面より、2つ多い予測キーワードが表示されています。

Googleサジェストが葬儀社や墓石会社、仏壇会社などに与える影響

Googleサジェストが葬儀社や墓石会社、仏壇会社などに与える影響を調べる担当者のイメージ画像

「Googleサジェスト(予測キーワード)は、葬儀社様や墓石会社様、仏壇会社様など葬祭関連業界には何も影響がないのでは」
と考える方もいるでしょう。
葬祭関連業界はGoogleサジェストによって、良い影響も悪い影響も受けてしまいます。

詳しくご紹介いたします。

葬儀関連業界にとっていい影響

サジェストされるキーワードは検索(クリック)されやすい傾向にあるため、葬儀社様や墓石会社様、仏壇会社様など葬祭関連業界のブランディングにも繋がります。
中でも、Google検索のオートコンプリート機能(予測キーワードによる検索方法)を利用する方は23%の確率で存在し、サジェストに表示されるキーワードからのアクセスが増えることも調査で分かっています。

参考:How People Use Google Search (New User Behavior Study)

出典:仏壇を検索するGoogle検索画面
出典:Google検索画面

上記のように「ニトリ」「はせがわ」というようにダイレクトに企業名が候補に上がっていると、具体的な販売場所を考えていなかったとしても、「一応見てみよう」と思ってクリックする方も一定いるはずです。
予測キーワードに表示されるためには、検索された回数(=高い知名度)も関与することから、簡単に出てくるものではありません。
その分効果も高く、葬祭関連業界にとっては良い影響といえるでしょう。

葬儀関連業界にとって悪い影響

葬儀関連業界にとって予測キーワードがもたらす悪い影響は、意図としていないネガティブな言葉が羅列される(サジェスト汚染、風評被害)ことです。

Google検索画面の予測キーワードにネガティブキーワードが並ぶ葬儀社の指名検索画面
出典:Google検索

ある互助会系葬儀社様の名前を検索窓に入力した際、「解約」「苦情」「やばい」といったネガティブなキーワードが並んでいました。
実際、この葬儀社様は良心的で健全な営業を行っていたとしても、予測キーワードを見た検索エンジン利用者は

「そんなヤバい葬儀社なの!?」
「解約や苦情が多いのか」

などのようなネガティブな印象を持ってしまうでしょう。

ましてや葬儀関連会社全体において、ブランドイメージの低下につながる恐れがあります。
特にGoogleではサジェストの表示が長期間変わらないといわれているため、早めの対策が必要です。

ただし、サジェスト汚染が発生するということは、多くの場合、何かしら原因になることがあるから、利用者も調べている可能性があります。
葬儀関連会社様側は、そのことを心得たうえで事業や評判の見直しから行なうことが望ましいかもしれません。

自社のGoogleの予測キーワードを確認する方法

自社のGoogleの予測キーワードを確認する墓石会社社員の画像

以下の方法を使えば、自社名(屋号)を検索窓に入力した際に、Googleの予測キーワード(サジェストキーワード)の確認が可能です。

  • 手動
  • ツール

手動

Google検索を開き、シークレットモードの検索窓に1つずつ、手で自社名(屋号)を打ち込み、確認する方法です。

前述の通り、普段お使いのブラウザだと過去に調べた履歴が提案候補に影響を与えるため、「シークレットモード」または「シークレットブラウザ」を新しく開いて検索しましょう。
しかし、1つずつ手入力する作業は時間も労力もかかるため、現実的ではありません。
なぜなら、紐づけられる予測キーワードは、以下の通り膨大な数存在するためです。

  • アルファベットのA~Z
  • ひらがな・カタカナのあ~ん
  • 数字の0~9

ツール

Webマーケティング会社や有志が提供する有料または無料のツールも活用ができます。
これらのツールは、取得した検索ワードを見やすくまとめられるツールです。
自社内でどのような予測キーワードが紐づけられているのか知りたい葬祭関連業界の方はまず、以下のツールの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

もしサジェストが汚染されているのを見つけたら?

屋号が解約という言葉と関連付けされて衝撃を受ける仏壇会社の幹部のイメージ

前述でも触れたサジェスト汚染とは、屋号名にネガティブな言葉が含まれた状態でキーワードがGoogleサジェストに表示されてしまうことです。
風評被害のように、事実ではないことに対しても発生する可能性がある現象です。
Googleの予測キーワードは、性質上、実際に検索されたキーワードが表示されます。
そのため、何かしらの理由で「葬儀社(屋号) 解約」と検索する方が多いと、意図としないで「葬儀社(屋号) 解約」が予測キーワードとして表示されてしまう可能性があるのです。

葬儀関連会社のみなさまが風評被害によるサジェスト汚染を解消するには、以下の方法があります。

  1. サジェスト汚染対策(サジェスト削除対策)やサジェスト表示対策を業者に依頼
  2. 弁護士への依頼
  3. Googleへの削除申請

詳しくは『葬儀業界のためのサジェスト対策契約ガイド|業界の悩みや対策費用相場をご紹介』で記載していますので、併せてご覧ください。

Googleサジェストでネガティブな言葉を発見したら葬儀屋.jpへご相談ください

葬儀屋.jpのホームページトプ画増

当メディアを運営している『葬儀屋.jp』では、葬儀社様のお悩みに特化した『サジェスト対策サービス』を新しく実施することとなりました。
GoogleとYahoo!検索に対して、以下の対策をご提供させていただきます。

  • Yahoo!キーワード対策
  • Googleサジェスト対策
  • Google関連ワード対策
  • Google「他の人はこちらも検索」対策

葬儀特化ならではの実績と知識があるため、ご要望にあわせたサジェスト対策サービスの提案が可能です。

>>>葬儀屋.jpの詳しい実績はこちらから

もし、以下の内容に1つでも当てはまりましたら、お気軽に葬儀屋.jpへお問合せください。

  • 「葬儀 地域名」など有益な言葉で検索表示される状態にしたい
  • 解約や解約手数料・返金など契約関係でお客様から不安のお声が絶えない
  • 良心的な営業をしているにもかかわらず自社の悪いクチコミや情報がインターネット上に溢れていて困っている
  • 本当に評判の悪い他社と自社の情報やクチコミがお客様に誤解されている可能性がある
  • SNSやニュースにより風評被害が生じてしまった

>>>葬儀業界向け検索エンジン『予測キーワード』対策|Google/Yahoo!検索エンジン「サジェスト対策」サービスのご紹介ページはコチラ

まとめ

サジェスト対策について業者と打ち合わせする葬儀社のイメージ

今回は、Googleにおける予測キーワード(サジェスト)の仕組みについて解説いたしました。

Googleは、実際に検索されたキーワードを中心に、多くの要素から予測キーワードという形で最適な提案をしてくれます。
うまく活用すれば、葬儀関連会社様の新しいブランディング施策になるでしょう。

一方で、予測キーワードにネガティブな言葉が表示されてしまったままだと、利用者に意図としない悪い印象を与えてしまうかもしれません。

本記事を参考に、自社が客観的にどのように見られているのかを確認し、必要に応じて事業の評判への対策や予測キーワード対策を行ってみてください。

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