葬儀屋jpの葬儀社さん向けホームページやアプローチブックの文章・原稿整理について
葬儀社さんのホームページやアプローチブックの作成時に必要な作業として『文章・原稿整理』があります。
言い方は説明文や解説内容ともいわれておりますが、ここでは文章の部分を指しています。どの様に書いていくべきか、悩まれる葬儀社さんもいると思い、内容をまとめました。
もくじ
(1)葬儀社サービスが掲載される媒体について
最初に文章を掲載する媒体の整理です。媒体はホームページ・アプローチブック以外にも、テレビCM、新聞記事、看板広告、新聞折込、パンフレット(資料請求用)、アプローチブックといったものがあります。
認知量が多いものに関しては媒体の特性・視聴者のタイミングからも分かりやすく短文のものが望ましく、認知は得られやすいと考えられます。
反対にアプローチブック・パンフレットを手に取る方は対面折衝時のことが想定され、必要十分な説明内容が求められます。
文章の長短はありますが、伝える内容(メッセージ・訴求内容)統一しなければ、記憶に残らない可能性や信用性が落ちる可能性もあるので、注意が必要です。
(2)葬儀社サービスの対象者について
既存のお客様(喪主・ご遺族)をもとにボリュームゾーンを締める属性を対象者として設定をおこないます。
年齢・性別・現職等の諸情報から、何を求められるケースが多いか等の洗い出しをおこないます。
・参列者数
・葬儀プラン
・手配するオプション種類
・安置有無
・時間帯や打合せ回数
これらは地域性や取り扱う葬儀プラン・サービスによっても異なるので、自社に見合ったものを洗い出す必要があります。
(3)何を説明していくか
葬儀社さんのコンセプトや特徴、取扱いサービスといった内容をエクセル等を使って文章を並べていくのが望ましいです。
例えば、ホームページにおいては以下のような内容が必要と考えられるため、それらの説明内容をどの様に記載するべきか検討が必要です。
また、そのうち、短文・中分・長文と分けておくのが望ましいです。適宜、掲載する媒体によって載せる文字量が異なるため、統一管理をしていくのが望ましいです。
(4)どの様に伝えるか① 文章構成方法について
伝えやすい文章作成方法として、いくつかのテンプレートがあります。そのうちの1つで「PREP法」というものがあり、Point(結論)、Reason(理由、)Example(事例)、Point(結論)の4つの要素で構成するという内容です。
読者が読み始めてから、スグに内容把握をおこなうことができる、読み進めたくなるという順序でつくるという文章です。
参考URL:https://makefri.jp/work/7551/
・「PREP法」を用いたもの
Poitnt:家族葬は葬儀プランのなかで、最も多い選択種類です。
Reason:なぜなら、少人数・低価格・柔軟な対応だからです。家族葬はさまざまなオプションに対応可能で、故人を偲ぶに相応しいお別れの場をつくりやすい特徴があります。
Example:実際に、月間の家族葬は50件施行をさせていただいており、お客様アンケートでは90%、非常に満足できたとご回答いただいております。
Point:このように、葬儀プランの選択肢で最も高い選択として、家族葬をお選びいただく方が多いです。
・「PREP法」を使っていないもの
家族葬は最も選ばれる葬儀プランです。 さまざまな葬儀プランのなかでとても人気。お葬式を考えている方であれば、平均的な葬儀プランです。 しかし、本当に選ばれていう葬儀プランか気になる方もいらっしゃるでしょう。 実際に、お客様アンケートの結果では、なんと90%の方が家族葬に非常に満足できたと回答をいただいています。このように、家族葬は高い割合でお選びいただく方が多い葬儀プランです。
上記の通り、最後まで読まないと何が伝えたいのか分かりません。PREP法と比較すると分かりやすいかと思います。
(5)どの様に伝えるか② 図画の挿入について
本文が文字ばかりでは、内容が読み進め辛く、伝わりにくいものです。
基本的には読者は流し読みをしていると想定していると考えましょう。とくにサービス説明等は熱心に記事の全文を読んでくれる人は、ごく僅かしかいません。
流し読みでも、文章内容のだいたいがわかるように、記事本文の中で「アイキャッチ・イメージ画像・概念図・スクリーンショット」等の画像を配置して、記事の内容を視覚的にわかりやすくするのが重要です。
例えば、高齢者である60-69歳のパソコン・スマートホンの普及率は高いと言われていますが、以下の様なグラフがあると具体的になりますし、信用度も高いものと思われます。
おわりに
『文章・原稿整理』の整理について解説をおこなわせていただきました。上記のように、原稿を整理していくと、ホームページやアプローチブックといった内容をリニューアルする等が浮上したときにスムーズに進められます。定期的に見直してみると望ましいです。
葬儀屋JPでは葬儀社専門のマーケティング支援をご提供しています。
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