葬儀屋jpの葬儀プラン改善サービスについて解説
葬儀を求めるお客様にとって、最も見たいのは『葬儀の価格』つまり葬儀プランになります。いくらぐらいが相場なのか、最低と最高の価格帯を知りたいといった要望は日常接点がないお客様は気になるところです。
一方、葬儀社さんにとっては、どのように葬儀プランを掲載したら集客・お問合せにつながるか、という問題に悩まされます。
何が最適なのか、どの様に組み立てるべきなのか、ポイントを解説をおこなっていきます。
もくじ
(1)葬儀プランの調査をおこなう
ネット上の葬儀プランにおいて、最も改善が繰り返されているものは葬儀ポータルとなります。どのような改善かという、サイト内の滞在、クリックされる割合、視認性調査、電話問合せ時の簡単アンケートおよび不満事項の収集等をおこない、今に至ると思われます。
そこで、まずは葬儀ポータルで掲載されている葬儀プランの調査をおこないます。これは該当地域において、『葬儀 地域名』で多くは葬儀ポータルが表示されるので確認をおこなってみましょう。
リンクをたどると葬儀プランが出てくるので、まずは表への落とし込みをおこないます。
そのうえで、自社で取扱われている葬儀プランと比較をおこなうと、何が勝っていて、何が不足しているのかがみえてきます。
葬儀プランの調査項目としては
①種類・呼び名
火葬式、一日葬、自宅葬、家族葬、身内葬、一般葬、お別れ会等のサービス名は何を選択しているのか、どの様な方向けのサービスか、該当サービスにおける短文解説はどのようなものかを比較検討していきます。
②サービス範囲
どこまでが含まれて、いくらになるのかを明確にしていきます。細かすぎると逆に分かりづらくなる部分もあるので、どこまでの価格を表示しているのか等も検討材料になります。
※業界・全国の組合で問題になった『総額表示問題』についても、どの様にしていくべきか改めて検討をおこなうべきです。
③どの様に掲載しているか
表にするのは簡単ですが、それでは分かりづらさが増します。アイコンやイメージ画像、フォントサイズ、カラーパターン(配色)等を工夫する必要があるので、それらも調査していきましょう。
(2)葬儀プランの掲載項目を定める
自社でお出しする見積内容と、収集した葬儀プランと見比べ、掲載項目の比較をおこなっていきます。項目軸は多すぎると分かり辛くなるので、出来る限りシンプルな設計が望ましいでしょう。但し、説明を求められた際に開示できるようにはした方が良いので、備考欄にまとめる等をおこなうと望ましいです。
その他、掲載項目を定める際は明確に・分かりやすく・簡潔に等は配色、文字サイズ等にもよるのでデザインの力を借りることも重要です。
(3)葬儀プランを何プランまで掲載をおこなうか
ホームページに掲載するのは、3プランか5プラン、あるいは10プラン等の議論はありますが、結果的に分かりやすく掲載をおこなうのであれば、どれでも問題はありません。
但し、この分かりやすく掲載というのが非常に難しいので、弊社では以下の掲載方法で考えると望ましいとお伝えしています。
①取扱い葬儀プランを並べる(エクセル等で管理する)
・・・・例えば、ここでは12プランあったと仮定
②情報発信チャンネル別に分別をおこなう
ホームページ :4プラン
新聞折り込み :3プラン
ダイレクトメール等 :3プラン
アプローチブック :10プラン
非掲載 :2プラン
③対象顧客像を情報発信チャンネル別に仮定して、葬儀プランを適切に振り分ける
それぞれで、情報を取得するお客様の求める価格感・内容は異なるので、現場を把握している方が適切に分別して割り振る方が望ましいと考えられるためです。ニーズ・要望は変容していきますので、6ヶ月・1年を目途に葬儀プランの見直しや掲載内容の変更もおこなうと望ましいです。
(4)葬儀プランと合わせて掲載しておくもの
葬儀プランと合わせて掲載しておくと、お客様に安心や信用をしてもらえる要素になります。これらについてもご紹介させてもらいます。
①よくあるご質問の概要
ご安置についてや、葬儀のオプション、供花供物について等のよく電話でいただくお問合せ項目は、葬儀プランページにも掲載しておくと望ましいです。『よくあるご質問』があることにより、ホームページでは1ページの滞在は時間は上がり、次のアクションに移りやすくなります。
②お問合せ手順
電話すれば、問合せフォームから連絡をもらえれば済む話と思いがちですが、お客様にとっては普段見慣れず、接点がほぼない葬儀社さんへの問合せは抵抗があるものです。そこで、お問合せの手順を丁寧に記載しておくこと、お問合せへの促進につながります。
③資料請求
対面での相談は敷居が高い方もいらっしゃいます。そこで資料請求という小さなゴールを設けて、着地をさせることで、お客様・葬儀社さん双方にとってコミュニケーションが発生する最小のゴールになります。見ていただくだけで終わりではなく、コミュニケーションが取れる状態までもっていけると、事前相談にはつなげやすくなります。
おわりに
葬儀屋jpでは葬儀社専門の葬儀プランを始めとした、葬儀マーケティングを支援しております。
葬儀特化ならではの実績があり、競合調査から始まる葬儀プランの改善、目標となる施行単価の向上、施工数・事前相談数の増加に寄与するようサポートいたします。
小さな改善からはじめ、1年でガラリと改善がおこなえるように、中長期的に上向く葬儀事業となるよう並走させていただいております。
誰でも最初はわからないもので、まずはお気軽にお打合せをさせていただければと思います。