葬儀社が求人・採用サイトを作るべき理由|デザインのポイントや注意点も解説
事業を成長させていくためには、新しい人材の確保が必要です。
最近では、コーポレートサイトとは別に求人・採用サイトを作る企業も増えており、葬儀社も例外ではありません。
そこで本記事では、葬儀社が求人・採用サイトを作るべき理由をはじめ、デザインのポイントや注意点について解説します。
もくじ
葬儀社が求人・採用サイトを作るべき理由
葬儀社が求人・採用サイトを作るのにはメリットや理由があります。
どのような理由があるのか、それぞれ見ていきましょう。
求人媒体には掲載できない情報を載せられる
1つ目の理由が、求人媒体には掲載できない情報を自由に載せられる点です。
求人媒体では、情報の掲載スペースが限られているため、業務の詳細や自社の魅力を伝えきれない場合があります。
また、同じ求人媒体に掲載している他の葬儀社と差別化がしにくく、必然的に目立たせることが難しいです。
一方、求人・採用サイトであれば制限はなく、自社の魅力をしっかりと伝えられます。
求人媒体から自社を見つけた方も、より詳しい内容が調べられるため、自分が働きたいと思える葬儀社か判断してもらえるでしょう。
熱意のある人材確保につながる
2つ目は、熱意のある人材確保につながる点です。
充実した内容の求人・採用サイトは、自社のことをより深く知ってもらえるため、理念やビジョンに共感した人の応募が増えます。
単純に業務を見て応募するよりも、自社の想いやコンセプトに動かされて応募してもらえた方が、より事業に貢献してくれる人材である確率は高いです。
「この葬儀社で働きたい」という熱意のある人材を確保するためには、充実した内容を掲載できる求人・採用サイトを作るべきです。
葬儀社の求人・採用サイトをデザインする際のポイント
葬儀社の求人・採用サイトをデザインする際は、事前に決めておくべきポイントがあります。
のちの発注や作業をスムーズに進めるために、確認しておきましょう。
ターゲットの明確化
ホームページ全体のデザインを決めやすくするため、ターゲットの明確化を行いましょう。
どのような人材に応募してきて欲しいのかを明確にすることで、どのようなデザイン・コンテンツが必要か見えてきます。
ターゲットは具体的な人物が浮かび上がるまで設定するのが効果的です。
- ・年齢:22歳
- ・性別:男性
- ・希望動機:親戚の葬儀に参列した際、葬儀社のスタッフに葬儀の流れを丁寧に案内してもらい、自分の仕事に誇りを持っているように見えた
- ・就職したい葬儀社像:お客様一人ひとりに寄り添ってあげられる葬儀社
上記のように具体化したターゲットに合わせてデザインしていくと、成果の出やすい求人・採用サイトを作ることができます。
求人・採用に必要な情報を掲載する
求人・採用サイトでは、求職者が知りたい自社の情報を掲載するのが重要です。
例えば、葬儀社の求人・採用サイトでは、以下のような項目が掲載されています。
- ・企業理念・コンセプト
- ・自社・葬儀業について
- ・事業・業務内容
- ・先輩スタッフの紹介・インタビュー
- ・代表メッセージ
- ・募集要項
- ・会社概要
どれも自社を知ってもらうために必要なコンテンツです。
また、時間をかけて作り込んでおけば、他葬儀社の求人・採用サイトとの差別化できる部分が見えてくるはずです。
求職者が知りたい情報を把握して、ホームページ内に掲載していきましょう。
ファーストビューに力を入れる
ホームページで最も閲覧されるファーストビュー(求人サイトで一番最初に表示されるページ)は、一番に力を入れるべき箇所です。
ファーストビューで、葬儀社の求人・採用サイトの印象が決まります。
- ・スタッフが働く様子
- ・お客様とにこやかに打ち合わせをしている様子
- ・葬儀会館全体の様子
上記に加えて、自社の思いが伝わるキャッチコピーや画像を用いて、興味を持ってもらえるようにしていきましょう。
エントリー・申込はわかりやすい配色・場所に設置する
求人・採用サイトの目的は、人材確保が目的です。
そのため、エントリー・申し込みフォーム・ボタンはわかりやすい配色・場所に設置して目立たせてあげましょう。
例えば、ホームページ全体が青の配色なら、エントリーフォームは緑のカラーでファーストビュー内に設置するなどです。
求人・採用サイトを見て応募する気持ちになっても、どこからエントリーすればいいかわからないと、熱意も冷めてしまいます。
エントリー・申込は、誰が見てもわかるような工夫をしていきましょう。
葬儀社が求人・採用サイトを作る際の注意点
葬儀社が求人・採用サイトを作る際の注意点について解説します。
効率よく人材の確保し、成果が出るサイトに仕上げるために、これから解説する内容も必ず目を通しておきましょう。
求人・採用サイト以外にも人材募集を掲載する
求人・採用サイトを完成させても、すぐに誰かが応募してくれる訳ではありません。
自社が人材募集していることを多くの方に知ってもらうには、求人・採用サイト以外にも掲載できる媒体を探すべきです。
求人情報誌やWeb広告、企業サイトから人材募集するのもいいでしょう。
求人・採用サイト完成後も運用・更新は続ける
求人・採用サイトは完成させて終わりではなく、定期的な運用・更新を続けていく必要があります。
- ・募集要項を更新する
- ・公開後のデータから課題を見つけて改善策を講じる
- ・画像やコンテンツを追加する
特に、求人・採用サイトの目的が達成できていない場合、成果が出るために仮説・検証を繰り返していかなくてはいけません。
そうなると、サイトの運用に時間を取られてしまうことも多くなるので、リソースの確保は怠らないようにしましょう。
まとめ
今回は、葬儀社が求人・採用サイトを作る理由について、デザインのポイントや注意点をあわせて解説しました。
求人・採用サイトでは、求人媒体では掲載できない自社の魅力を十分に伝えられることが理解してもらえたはずです。
自社を知ってもらい、この葬儀社で働きたいと思ってもらえるような素敵な求人・採用サイトを作っていきましょう。