葬儀社は採用が難しい?応募を増やすためにできる5つの施策を解説
葬儀業務を卒なくこなすためには、人材の確保は必須事項です。
しかし、思うように応募者数が増えず、採用に困っている葬儀社さんも多いのではないでしょうか。
本記事では、葬儀社の採用について、応募を増やすためにできる施策とあわせてご紹介します。
熾烈な葬儀業界を生き残るために、人材確保を安定化させていきましょう。
もくじ
葬儀社は人材確保が難しい業界
葬儀社は勤務形態や死と向き合う職種から、応募する方がただでさえ少ないです。
それにも関わらず、高齢化の日本では葬儀の需要が増えて競合も多く参入してくるため、人材不足になることは明らかです。
採用難が続く業界だからこそ、葬儀社としての魅力を伝え、あるいは多くの方に見てもらえるよう露出を増やしていかなくてはなりません。
葬儀社への応募を増やす5つの施策
葬儀社への応募を増やすためにできる施策を5つご紹介します。
この中のどれかをやればいいのではなく、可能な限り全て実施した上で、求職者へアピールする機会を増やしていきましょう。
葬儀社の採用サイトは必須事項
応募者数を増やすために、葬儀のHPとは別に、応募者専用のページ(HP)を作っている葬儀社も多いです。
むしろ、自社について知ってもらえる機会を増やせるのが採用サイトの魅力なので、現在においては必須事項となっています。
しかし、一体どういう項目を掲載していけばいいのか悩むはずです。
下記の記事では、葬儀社の採用サイトに必要な項目を解説していますので、本記事とあわせて読んでみてください。
Webの求人媒体に掲載する
まずはWebの求人媒体に自社の求人情報を掲載する方法です。
最近ではインターネットから仕事を探す方も多いので、そのような方にリーチを広げることができます。
ただし、掲載できる内容が限られている点、掲載コストがかかる点がデメリットです。
求職者がどのような情報を求めているのかを理解し、自社の魅力をアピールしていきましょう。
Web求人媒体は、リクナビやindeedといった総合的なものから、葬祭ジョブのような葬儀業界専門のものもあります。
予算が確保できるなら、できるだけ多くの求人媒体に掲載しましょう。
Googleしごと検索に表示させる
Googleの検索表示欄に直接求人情報を表示させる「Googleしごと検索」も施策の1つです。
Googleしごと検索で検索上位に表示されると、応募者数の増加に期待ができます。
表示させる方法は以下の通りです。
- ・採用ページを作成する
- ・採用ページに構造化データを記述
- ・採用ページがインデックスされるのを待つ
採用ページには職種や勤務地、雇用形態など、細かく記載してください。
構造化データは、クローラー(サイトの情報を読み取るプログラム)に認識してもらいやすく記述したデータです。
このデータを基に、Googleのクローラーが情報を理解すると、Googleおしごと検索にインデックスされます。
構造化データの準備は知識のない方は難しいかもしれませんが、その場合は、ソフトやアプリの活用を検討しましょう。
会員向けニュースレターでのPR
メルマガやLINEに登録してくれた自社の会員に向けて、ニュースレターとして求人情報を掲載する方法も1つです。
求人情報を淡々と掲載するよりは、先輩社員のインタビューやお客様の声などで、みた人の心に働きかけるコンテンツを目指しましょう。
例えば、葬儀社の募集を見たけど自分が働けるか不安、という方には、
- ・入社のきっかけ
- ・入社してから大変だったこと
- ・入社してよかったこと
- ・これから入社する方へ一言
などのコンテンツで、不安の解消が図れます。
また、お客様の声で仕事のやりがいや感謝される職業だという点をアピールできるでしょう。
数回に分けてPRする方法も有効的なので、ぜひ会員向けニュースレターも活用してみてください。
SNSを活用する
SNSユーザーは10〜30代の若い世代が大半を占めるので、就職・転職を考えている方へのアプローチができます。
まずは自社のアカウントを用意し、認知度を向上させるための施策を考えましょう。
SNSでは希少性のある情報や役に立つコンテンツに注目が集まりやすいです。
葬儀に関連したノウハウや、現場スタッフのインタビューなどを織り交ぜながら、求人情報をアピールしていきましょう。
うまく投稿がバズれば、企業としてのブランドが多くの方に認知されるきっかけにもなります。
そうなると、自然と求職者も増えますので、SNSは積極的に活用していきましょう。
チラシのポスティング
チラシのポスティングによって、求人情報をアピールする方法もあります。
単純に採用募集のチラシを配るのもいいですが、お仕事説明会のチラシを配るのも効果的です。
いきなり採用ではなく、葬祭業について把握した上で、自身にとってなりたい・働きたいと思える職業なのか判断してもらえます。
まとめ
今回は葬儀社の採用が厳しくなってきた点、応募者を増やすためにできる施策について解説しました。
葬儀業界は今後、ますます需要が増えてくるため、今のうちに人材育成に力を入れておかなくてはいけません。
そのためには、多くの媒体を用いて魅力的な求人情報を掲載し、人材確保を徹底していきましょう。